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情報整理術について
情報整理術ですが、皆さんが期待しているような高度な話ができるわけではないと思います。
私なりの情報整理術というものを少しだけ話してみたいと思います。
先ほど大したことがないという話をしたんですけど、最終的な結論を言ってしまえば、整理するというよりは、もう感覚で情報を捉えていくという、そんな感じになっています。
株価の情報整理
私は好きで、株価の分析をずっと続けて、いろいろ株価の情報をたくさん集めて、それの情報を整理して、株価がどちらに動くかというのを長年やっています。
初めのうちは、パソコンを使って、いっぱいデータをExcelに入力して。
どういう傾向があると、どういう傾向になりやすいというような、本格的な確率統計学の知識を使って、分析をしていたんですけども。
どうしても株価の動きは、人の真理というのが働くことが割と多くて、予想外の動きというか、通常では考えられない動きをするんですね。
私が取引対象としている仕手株は、さらにそういう傾向が強くて。
ある時から、そういう数学的な確率統計学を使いすぎると、かえって情報自体が歪んでしまうというか、正確なデータとして使えなくなることが出てきました。
なので、そこでその情報を整理するために、Excelとかそういうパソコンを使った大規模な確率統計学をやめまして、感覚で株価の動きを捉えるというような方法に変更しました。
株価の情報分析
株価の動きを見るときに使う情報というのは、私は3つしかなくて。
ますは、板配置ですね。
買板と売板がどのように並んでいるかと。
この情報と約定の仕方ですね。
どれぐらいの規模で100株単位なのか、1000株単位なのか、1万株以上の単位なのか。
あとは約定のスピードとか。
どういう時に約定が起こっているかと。
あとは出来高の大きさですね。
この3つを中心にして、この3つの情報をどのように整理していくかということなんですけども。
もはやここは感覚に近い形でやってますね。
ただ当たり前のことを言うと、出来高が多くなると当然動き自体が大きくなります。
それが出来高の情報から読み取れるわけなんですけど、そういうことではなくて、なぜ出来高が大きくなったのかと。
そういうことを考えなきゃいけないなと。
考える必要があるなと。
だから、単純に情報として出来高が多いから動きが大きいと。
これだけの情報だと、おそらく間違ったことを捉える可能性が少しあると思うんですね。
仕手株の影響と優良株の比較
特に仕手株の場合はそういうことが多くて、出来高が大きくなった時に、なぜ本当に大きくなったのかと。
ここで出来高を大きくする意味は何なのかと。
そういうところを中心に考えていかないと、 やはり正確な株価動向を見極めることができない状況になってきました。
これは先ほどから何回も言葉に出している通り、仕手株だとそういうことが起こりやすくなっています。
通常の優良株と呼ばれる、例えばトヨタ自動車の株価とか、そういうのはあまり今話したことは影響しにくいとは思うんです。
単純に出来高が増えたら、それは大きな動きだなと判断して。
だいたい業績が良かったりとか、何かプラスの材料があってそういうふうに動くことが多いので。
割と素直な動きをするので、そこまでいろんなことを考える必要はないとは思います。
仕手株への対応と感情の重要性
ただ、これが仕手株になるとそういうわけにはいかなくて。
動き一つ一つに対して、なぜという感情を常に持つというのがかなり大事になってきます。
当然動きに期待することもあるんですけど、ほとんど疑って動きを見るということが多いかなと思います。
疑うというのもあるんですけど、なぜそういう動きになったかという裏付けというのを、いろいろ自分の中で想像したりして、仕手筋とか投資ファンドと同じ感覚になって、なぜここでこういう動きを作ったのか、これを自分で考えて、その考えたことをいろいろ整理していくということなんですけども。
だから、ちょっと普通の感覚の情報整理とは違って。
情報整理と株価動向の感覚的アプローチ
日々相場を見ていく中で、これは前あった動きだなとか、これは新しい動きだなとか、そういう感覚で株価の動きを見ているので。
メモを取るとか、こういう動きがあった場合はこういうふうな動きになったとか、 そういう方程式みたいな、そういうのを立てることは今ほとんどなくて。
本当に自分の長年の経験から来る、ふと思うこと、もしくは勘とかですね。
これを頼りにして株価動向というのを、今の分析の仕方はそんな形になってますね。
だから、常にパソコンの前に立っているときに、自分が株価の動きから感じ取れる情報、これをリアルタイムで自分の脳みその中で整理して、それである程度答えを導き出していくという、そういう感覚で株価の情報というのを整理してますね。
だから、情報整理術って聞くと、あたかもすごいことをしているようにタイトルからは想像したかもしれないですけど、冒頭で言った通り、感覚で情報整理していると、そういうことになります。
まあ、なんていうのかな、めんどくさい。
株価の分析方法の転換と心理学的アプローチ
パソコンで入力してデータを出すというのは、めんどくさいというのも当然あるとは思うんですけど。
やっぱり、株価の動きというのが投資家の心理で動くことが多いな、と思ったときから、数学的なデータを分析して答えを導き出すというやり方がちょっと違ってくるのかなって。
そう感じ始めたときから、同じ人間が動かしているので、そういう人間特有の考え方という、いわゆる心理学というのを中心に株価動向を考えたほうがうまくいくんじゃないかなって思った瞬間があって。
そこから、パソコンで入力してデータを出していくという作業をやめて、メモを取るとか、そういう紙を使ってやるというのをやめて。
投資における市場変化への対応
日々、パソコンの前に立っている自分がどういうふうに考えたかと、そういうのを中心にして株価動向というのを見極めていくと。
そういうことを今、有料でやってはいるんですけど。
企画っていうので、毎日結果というのをお伝えしています。
それでも、そんなに毎日変わった動きをするわけではないので。
同じような動きが多いので、それほど新しい情報が出てくることは少ないんですけども。
ただ、変化に必死についていかないとあっという間に今まで取れていた利益が取れなくなる現状があるので。
そこをかなり慎重に私も捉えていますし、そこをおろそかにしていると利益につながりにくくなるので、日々そういう株価を見て分析して自分の脳みそで整理して、それをアウトプットという形で発信していくというのが私にとっては相当大事になっています。
それを日々やっているからこそ、相場の動きについていけたり、利益が続く状況をさらに伸ばすことができると、そういうふうな形で情報整理していると。
情報整理術って偉そうなタイトルですけども、中身はこんな感じになります。
💎 要約
この文章では、株価の情報整理について著者の経験をもとに説明しています。
まず、株価の情報整理において、数学的な分析から感覚的なアプローチに移行した経緯が述べられています。
著者は、パソコンやExcelを使ってのデータ分析から、株価の動きに対する感覚的なアプローチに変えたことを説明しています。
特に仕手株の場合は、数学的な分析だけではなく、心理学的なアプローチが重要であると指摘しています。
次に、株価の情報整理において重視する情報が述べられています。
著者は、板配置や約定の仕方、出来高の大きさなどの情報を中心に考えることを紹介しています。
また、仕手株と優良株の情報分析において異なるアプローチが必要であることも強調しています。
最後に、著者は日々の株価の動向を見極めるために、感覚的なアプローチを用いて情報を整理していると述べています。
株価の動きに対する自身の感覚や考えを大切にし、それをアウトプットしていくことで、相場の変化に迅速に対応していると説明しています。
このように、著者は株価の情報整理において、数学的な分析から感覚的なアプローチへの変化を経験し、日々の株価の動向を見極めるために自身の感覚や考えを重視しています。
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