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仕手株 アクセルマーク 3624


仕手株であると断定した理由

 

  1. 第三者割当新株予約権の発行
  2. 割当先EVO FUNDの存在
  3. 希薄率最大24.7%の発行条件
  4. 大量保有報告書の軌跡
  5. 株価3桁の低位株

 

この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。

 

ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。

 

なお、分析期間は2019.02.20~2019.09.05です。

 

→株価動向の進展があれば追記いたします。

(2019年9月5日追記)

 

 

はじめに

 

 

「アクセルマーク」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。

 

それは「成長投資資金の確保」です。

 

株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。

 

割当先である「EVO FUND」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。

 

そのため投資対象にしました。

 

ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。

 

ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。

 

 

発行

 

 

2019年2月20日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。

 

以下は発行の詳細です。

 

新株予約権の概要(第20回)

  • 発行株式数  :700,000株
  • 当初行使価額 :636円
  • 下限行使価額 :353円

 

新株予約権の概要(第21回)

  • 発行株式数  :500,000株
  • 当初行使価額 :636円
  • 下限行使価額 :353円

 

 

行使中

 

 

大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。

 

(第20回)

2019年03月18日現在行使率は11%。

 

2019年04月01日現在行使率は36%。

 

2019年04月15日現在行使率は48%。

 

2019年04月23日現在行使率は61%。

 

2019年05月24日現在行使率は73%。

 

2019年06月03日現在行使率は76%。

 

 

完了

 

 

確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。

 

(第20回)

第三者割当による新株予約権の行使の完了は2019年6月5日です。

 

 

株価動向速報1

 

 

chart.jpg

 

 

2019年7月2日に出来高を伴った上昇がありました。

 

今のところ初動であるかは分かりません。

 

なぜなら、初動は後になって確定されるからです。

 

ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。

 

取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。

 

 

株価動向速報2

 

 

chart.jpg

 

 

2019年7月3日に出来高を伴った上昇がありました。

 

今のところ初動であるかは分かりません。

 

なぜなら、初動は後になって確定されるからです。

 

ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。

 

取引については買増し、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。

 

 

株価動向速報3

 

 

chart.jpg

 

 

2019年7月4日に出来高を伴った上昇がありました。

 

まさかこれほどストップ高が続くとは思っていませんでした。

 

本日の上昇を受けて7月1日が初動である可能性が高くなりました。

 

ただし、初動の始値(420円)を割った場合は残念ながら初動ではなくなります。

 

取引については買増し、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。

 

 

消却

 

 

第三者割当による新株予約権は2019年9月5日のIRにおいて消却に終わりました。

 

 

取引を終えて

 

 

株価が何らかの理由で下がることで行使が進まず、結果株価が上昇しないことはよくあります。

 

今回はそれに該当しました。

 

ただ、今回は今までの状況とは違いました。

 

まず、新株予約権の発行から一度も下限行使価額(353円)を割っていません。

 

にもかかわらず消却に至ったこと。

 

「行使が進まない=下限行使価額を割っている」

 

が通常です。

 

株価だけでいうならこの先十分行使が進む状態でした。

 

おそらく割当先(EVO FUND)が行使を拒否したためだと考えられます。

 

その証拠に消却と同時に新株予約権発行のIRが出ています。

 

次に、一度大きく上昇しています。

 

上昇率は217%です。(420円→912円)

 

天井は終わってから分かります。

 

つまり、200%程度の上昇率でも十分と判断し利益確定するのかどうか。

 

このことは今後の分析の大きな課題になりました。

 

併せて行使が完全に完了していない場合、今後取引対象銘柄から外すかどうかも分析の必要があると判断しました。

 

今後の取引ですが、新たに発行された新株予約権の割当先がまったく違うため、この銘柄の取引は控えたいと思います。

 

よって、初動の始値(420円)を割っていませんが今後保有し続けることはありません。

 

 


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