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苦しいときこそについて
苦しい時こそですが、 人間、生きていると結構苦しい時が多いんじゃないかなと思います。
私は投資家になってからずいぶん苦しみました。
投資家としての苦労
具体的に言うと、投資家で苦しい時って言ったら、大損した時っていうのが定番なんですけども、これは普通の仕事とか、いわゆるサラリーマンの仕事をしていると、到底経験することができない経験だと思います。
なんて言ったって、働いているにもかからわらず、仕事をしているにもかからわらず、お金が減っていくっていう現実があるので。
ここを理解するのにまず相当苦しみましたね。
一生懸命利益を出すために株価の動きを分析して、 相場環境を理解するためにいろんなニュースを見て、考えて。
そういうことを努力っていうのかな。
それをしたにもかからわらず、どんどんお金が減っていくと。
勉強すればするほど、知識をつければつけるほど、どんどんお金が減っていくと。
こんな苦しい仕事は、他にないんじゃないか、と思えるぐらい苦しみました。
大体の人は、この苦しみを味わうとやめてしまうことがほとんどだと思います。
この苦しみというよりは、もっと正確に言えば、お金がただただ減っていく現実っていうのがあるので。
このままやっていても、お金が減るんだったら意味がないっていうことで、やめることが多いじゃないかなと。
苦しくてやめるっていうのもあると思うんですけども、どちらかと言えば、お金が減っていくという現実でやめていくと。
そういうことの方が多いと思います。
苦しみから学ぶこと
冒頭でも話した通り、生きていると苦しいことっていうのはたくさん出てきます。
私なりに苦しい時にどういうふうに解決したっていうか、過ごしていたかっていうのを少し話してみたいと思います。
私は投資家なので、当然その苦しい時っていうのは、大損した時とか、含み損がどんどん増えている時。
それが一番苦しい時ではあるんですけども…
リーマンショックっていうのがあって、大きな損失を出して、どうしようって…
そういうふうに思ってた時期が一番苦しかったなと。
今思い返しても、そう思います。
明るい話をすれば、その苦しい経験があったからこそ今があると、そういうふうに強く思うことができます。
これは、他の優れている経営者さんとか社長さんとかの話でもよくある話だと思うんですけど。
すごい借金をして苦しい時期があったけど、今社長としてビジネスが大成功していると。
これは、あるあるの話だと思うんですけど。
成功への道
じゃあ、そういう人たちが苦しい時をどういうふうに過ごして、どういうふうに解決していったっていうか。
方向転換できて、成功することができたかっていうのは、みんな気になるところなんですけど。
私が、どういうふうにその苦しい時を切り抜けていけたかっていうのをこれから少し話してみたいと思います。
先に結論から申しますと、もうそういうね、苦しい時に色々考えてしまうんで、もうその考える暇を与えないと。
こういうことを率先してやっていました。
端的に言えば、忙しくしてたんです。
忙しいと、例えば忙しい作業があったとしたら、もうその作業をやることが精一杯で。
自分の今苦しい現状っていうのを忘れるんですね。
これを利用して、もうとにかく暇を与えない、何もやらない、何もやってないっていう時間を作らないと。
こういうことをかなり意識して過ごしていましたね。
防衛反応という状況
もう何て言うんでしょうかね。
人間って防衛本能っていうのがあるようで、どうしても自分の身を守ろうとするらしいです。
これがどういう時に出るかっていうと、考えれば考えるほど、どんどんどんどんマイナスの方に考えてしまって。
その結果、行動しなくなると。
行動しなくなれば危険なことを犯すことがないので。
いわゆるこれが防衛反応と、そういうふうなことだと言われているみたいです。
だから、ここのところを逆に利用して、もう考えるとどんどんどんどんマイナスになるし、どんどんどんどん苦しい状況から抜け出せなくなるし。
もっと苦しくなると思ったので、もう考える隙を与えないと。
とにかく、いろいろ予定を自分で無理矢理作って、もうとにかく忙しくして休む暇を与えない。
これを徹底してましたね。
だから、休むときとか暇なときっていうか、空いた時間っていうのはもう本当に寝る時間だけ。
それで、寝るっていうのは、もう疲れれば寝るじゃないですか。
それを利用してましたね。
明日何時に起きるから何時に寝なきゃいけないとか、睡眠時間は7時間ぐらい取った方がいいとか。
そういうことじゃなくて、もう眠くなったら寝る。
眠くなるまではもう何かひたすらやると。
そうすると、頭をめちゃくちゃ使うんで、結構疲れるんですよね。
そうするともう勝手に眠くなるんですよ。
そうなるまでは、ひたすらいろんなことを考えて、苦しい状況っていうのをもう忘れると。
リーマンショック後の分析
私の頭っていうのは、一つのことに集中しだすと、そっちに頭を取られて、他のことを人よりも忘れやすいっていう性質があったんですね。
なので、リーマンショック後は、もう凄まじく分析っていうのをしました。
どうやったら損失をしないかっていうよりは、もうどうやったら利益につながるかっていうのをひたすら考えて考えましたね。
リーマンショック後に生まれた取引方法が、ずっと今でも続いているっていう状況です。
取引方法の改善
それまでも、今の取引が取引の土台になっている考え方ではあるんですけど、大きな損失を出したっていうことは、当然その考え方が良くなかったっていうか、何かがちょっとずれていたっていう。
そういう証拠でもあるので、もう一回、自分の投資家としての考え方とか、基礎となるものを全部変えてでもしないとこれは無理だなと。
そうすることで、新しい自分を作り出すことで、再スタートっていうのかな。
もう違う投資家になるぐらいの感じで、新しい自分、新しい投資家としての取引スタイルを作るために、ひたすら分析をしましたね。
ひたすら分析をしていたので、当然今の取引方法の土台ができて、理論的にもしっかり筋の通ったものができて。
そこから、リーマンショックで失った損失額以上の利益を出すことができました。
苦しい時の忙しさと分析
苦しい時の記憶っていうのはあるにはあるんですけど、苦しい時をひたすら忙しくすると。、考える隙を与えない。
現実を振り返る余裕すら与えないっていう状況を作り出して、無理やり分析をひたすらすると。
こういう環境を作ることで、苦しかった自分っていうのを完全に忘れて。
忘れるとなかったことになっていくので。
いずれ時間が解決するって言葉があるんですけど、それも大いに利用して、ひたすらいい方向に行くと、自分ならできると、そういうポジティブな考え方も加えて、ひたすら分析をしました。
それが結果的に今にもつながっているので、苦しい経験っていうのが結果的にはかなり意味があったなと。
今なら言えるんですけど、その当時は当然そんなことは思いもしないですし、このままダメになっていくんだろうなって思うのがほとんどだと思うんですけど。
そこで腐ったら終わり、っていうのが自分の中ではありました。
投資家になって成功するっていうのが当然の目的っていうか、当然っていうことで生きてきたので。
たかが、大損程度で諦めるわけにはいかなかったので。
忙しくすることで忘れる
そういう元々の芯の強さっていうのもあったとは思うんですけど、それでも苦しい時っていうのは当然あるんで。
苦しい時こそ私の方法ですが、忘れるためにひたすら忙しくすると、考える隙は与えないと。
こういうことをやっていくと、もしかしたら人によってかもしれないですけど、うまく切り抜けられるんじゃないかなと、そんなふうに思います。
これは、私だけが通用することなのかもしれないですけど、ひとつの何かの参考になればと思ってお話しさせていただきました。
💎 要約
苦しい時には、忙しさを利用して現実から逃れることが大切だと感じます。
投資家として大きな損失を経験した時期が特に辛かったですが、その経験を乗り越えるためには分析と忙しさが必要でした。
リーマンショック後、損失を挽回するために新しい取引方法を模索しました。
忙しさによって、苦しい現状から解放され、ポジティブな考え方を持つことができました。
忙しさによって、苦しさを忘れて新しい自分を作り上げることができたのです。
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