👀 見出しつきテキスト
答えのある人生 vs. 答えのない人生
答えのない人生を楽しむというタイトルですが、一見難しいことを言うのかなと感じるかもしれないですが、答えのある人生と答えのない人生、この2つに分けて話を進めていきたいと思います。
まず、ほとんどの人が初めは答えのある人生を先に経験します。
それは何かと言ったら、学生の時にやっていた勉強ですね。
この勉強というのはやり方が決まっています。
やれば必ずたどり着きます。
誰がやっても同じだと、こういう特徴があると思います。
確かに勉強ができるできないというのは、どれだけ勉強というものを真剣に考えて、努力して、長時間をかけたかどうかの差ではあると思うんですけども。
先ほども申し上げた通り、やり方というのは決まっているんですね。
なぜなら答えがあるからです。
多くの人がどんなやり方をしても答えが必ず決まっているので、誰がやっても同じ結果になるんです。
ただここに安心感があったり、たどり着くゴールというのが明確であったり、とにかくやればやっただけ帰ってくるというような、そういう世界だと思います。
学生の時に、日本というのはかなり学生の時間が長いので、大学まで行った方だと22歳まで大学生なので、かなり人生の大半を答えのある人生を前半で歩んでいきます。
ここで大きな特徴というのが、先ほども申し上げた通り、やり方が決まっていて、誰でもやればたどり着く、ゴールが決まっている、保証されていると。
残念ながら誰がやっても同じ結果になると。
努力すればという話は前提はつきますけど、誰がやっても同じ結果になると。
これを学生と呼ばれるときに経験します。
学生と仕事における答えの違い
ここからが答えのない人生になるんですけども、いわゆる仕事ですよね。
なんで仕事が答えのない人生かって、私はそういうふうに思っているかと言いますと、仮にもし仕事というものが答えのあるものだとしたら、全ての企業が利益を出しているし、全ての人が大きな利益というか、たくさん収入を得られているはずです。
ですが、実際は赤字企業が結構多いですし、給料をそんなにもらえていない方もいますし、たくさんもらえている人ともらえていない人の差が結構大きいですよね。
これは何を意味しているかというと、私は仕事というものが答えのないものだと解釈しているので、そういう差が出てくるんじゃないかなと思います。
答えのない人生ですけども、私はこれを結構プラスに考えていて、大きく言えば何をやってもいいと思うんですね。
何々すべきとか、何々をやるしかないとか、何々しなければならないとか、そもそもそんなものはないはずです。
ただ会社に勤めているとそうはいかないですよね。
毎日出社すれば、今日は何々をやってくれとか、いつまでにこれを完成しなければいけないとか、そういうものが枠組みがあって、いつの間にか何かの枠にはまってしまって、その枠にはまってしまうことで、その中でしか楽しんでいないのかなと。
そういう人生を歩んでいる方が多いのかなと。
日本の会社の仕組み自体が、そういう感じが私はしています。
私は会社員ではないので、幸い枠組みにとらわれていないので、私は割と自由に生きているのかなと自分では感じているので、答えのない人生を楽しんでいるのかなというふうに考えてはいます。
挑戦と行動
何にもとらわれないとか、思い切ってすべてを始めから何も考えないと、自分に素直に自分の思ったことをとりあえずやってみると、もちろん答えはないです。
私も仕事をしていて、こうすれば利益が出るというようなことはないですね。
ないので、じゃあこうしてみたらどうかなとか、これだとダメなのか、じゃあこっちかなと言って、手探りで何もわからないときは手探りでとにかく行動をしまくって。
利益の出る方、手応えがある方、そういう方を探すということです。
正解や利益の追求
勉強のように、こういうふうにやれば正しい答えにたどり着くという、こういうやり方をすれば最短でその答えにたどり着くというのはないので。
ある程度はあるのかもしれないですけど、それは経験則というか、誰もが知っていることなので。
最低限それができないとまず利益にはならないよ、利益にはつながらないよというのはあるとはいえ、そこから先の世界なんで、
いわゆる競争というのかな、そういう世界なので。
どうしたら利益につながるかという答えはずっとは言い過ぎるかもしれないですけど、決まってないので。
だからこそ、ある程度行動してみて、ああ、それ違うのかと、そうか、合ってると思ってやってみたけど、うん、違うんだ。
じゃあちょっと視点を変えたり、考え方を180度変えてみないといけないのかなとか。
そういうふうな形で、ああでもない、こうでもないという。
それを私は結構楽しんでいるかなと。
なぜ、私がその部分を楽しめるかっていうと、冒頭でも言った通り、答えのある勉強ってもうやり方が決まってて、もうやればたどり着けて、誰がやっても一緒と。
それが、ものすごくつまらないっていうか、面白くないっていうか。
誰がやっても同じだったら別に自分がやる必要ないじゃん。
誰か他の人でいいじゃんっていう。
自己の役割と存在意義
会社員の時に強く思ったのが、インフルエンザかなんか忘れましたけど、3日ぐらい会社を休んだ時があって。
自分がいないと大変だろうって思って。
インフルエンザかわかんないですけど、それが治って出社した時に、会社は回ってるわけですよ。
普通に、当たり前ですよね。
そんなたかが一人いなくなったぐらいで、会社の経営が傾くなんてことはまずないんで。
それが、会社というものなので。
ただ、そこにまあまあショックを受けたんですよ。
社長だったら、いなきゃ大変なことになっちゃいますけど、たかが、社員一人いないぐらいで会社がどうこうなるってことじゃないので。
その時に、あ、自分やってることって他の誰かでもできるじゃんと。
なんか急激に、覚めまして。
自分のやってたことが、だったら別に自分がやる必要ないよな。
じゃあ自分って何なんだ、何なんだよって思った時に、よし、自分しかできないことに挑戦してみようと。
それが自分の生き方になっていくんだなと。
つまり、答えのない人生を楽しんでいこうと。
そういう風に、決意した時で、決意した瞬間でもあったと思います。
ただ、正直に言うとやっぱり怖いですよ。
何をやっていいのかわからないってなった時もありますし、何かこう正解ってものを教えてくれよって思ったこともありますけど。
それでも、もがきながら、苦しみながら何かこう正解を見つけていくっていう。
そういうことが、割と好きというか楽しめているので。
なので、今日のタイトルの答えのない人生を楽しむってことが、私は割とできているんで。
それを、こういう風に喋ることで、何かいいように伝わればなと思いまして 、ありがとうございました。
💎 要約
この文章は、人生を「答えのある人生」と「答えのない人生」に分け、両者の特徴とその意義について論じています。
まず、多くの人は学生時代に、勉強という答えが決まった方法を通じて明確なゴールに到達する「答えのある人生」を経験します。
勉強はやり方が定まっているため、努力すれば誰でも同じ結果にたどり着くという安心感があり、その過程で得られる成果は保証されています。
しかし、社会に出て仕事を始めると、全ての企業が利益を上げ、全員が高収入を得られるわけではなく、結果には大きな個人差が生じます。
これは、仕事が答えのない、すなわち正解が一律に決まっていない世界であることを示しています。
答えのない人生をむしろプラスに捉え、決まった枠に縛られず自分なりの道を探る自由を楽しむべきだと主張します。
仕事の世界では、明確な正解や確実な手法が存在しないため、失敗を恐れず手探りで挑戦し、さまざまな方法を試す必要があります。
また、ある時には自分の存在意義を問い直す経験(例えば、会社を休んだ際に自分の役割が他の人でも代替可能だと実感すること)を通じて、自分にしかできないことに挑戦する決意が芽生えるとも述べられています。
このように、答えのある世界の安心感と、答えのない世界の不確実性や挑戦の中にこそ、自己成長や本当の意味での自由、そして自分らしさが見出せると著者は語っています。
つまり、固定された正解が存在する環境は確かに安定をもたらすものの、同時に個性や独自性を発揮する機会を奪う可能性があり、答えのない人生を楽しむことこそが、より豊かな人生を送る鍵であると結論づけています。
カテゴリ:投資ラジオ(stand.fm)