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人付き合いの変化
人付き合いというと、人生において避けては通れない課題なのかなと思います。
時代の流れで、人付き合いというのは様々に変化していると思います。
家族という一番小さな単位でとってみても、大昔の話になるのかもしれないですけど、長男が家を継いで親と一緒の家に住んで。
それが少し時代が進んで、同じ敷地内に住むとか二世帯住宅で住むという形に変化して、今ではもう同じ敷地内にさえも住まないという状態が続いているんじゃないかなと思います。
そういう背景もあって、ご近所付き合いというのもだいぶ薄くなってきたんじゃないかなと思います。
今の学生を見ていると、昔と比べるとだいぶ人付き合いが希薄になっているんじゃないかなと、そういうことは感じますね。
投資と人付き合い
私なんですけども、投資家になってから20年以上経っているわけなんですけど、人付き合いというのがあんまりうまくないからこそ、投資家でい続けられるのかなと思う時もあります。
投資家をやっている以上、当然利益を出し続けなければ続けることはできないので、利益をいかに確保するかという、そういう勝負の世界なんですけど。
これは関係しているかわからないんですけど、人付き合いというのがテーマなので少し話しておきます。
大学の時に心理学というのを取ってまして、理系の大学に行ったんですけども、心理学というのを学んだ方がいいのかなと。
それはですね、就職が営業をしようかなというふうに思っていたので。
だとしたら、人の心理というのはわかっておいた方がいいかなということで、必修科目ではなかったんですけども、心理学を好んで4年間取っておりました。
心理学の本なんかもたくさん読みました。
それが今にどう影響しているかはわからないですが、少なくてもプラスには働いているんじゃないかなと自分ではそう思っています。
その理由としては、株価の動きっていうのは、もちろん指標とか、業績とか、チャートの描く感じとか、そういうので動いていくとも言えるんですけども。
結局そういうのを総合してみて、人がどう思ったかっていうことの行動の集大成で動いているんじゃないかなと、私はそういうふうに思っています。
だとしたら、その投資家の心理っていうのを理解する必要があるんじゃないかなと。
そこで、投資の心理学の本をたくさん読んだり、行動心理学っていうのかな、そういうのをたくさん読みました。
もちろん大学の時に心理学っていうのをやってたので、心理学には興味があったのと、それほど心理学の勉強するのが苦にならなかったっていうのもあって、かなり心理学という学問については深く勉強した方じゃないかなと思います。
人付き合いと投資の関係性
株で利益を出すって単純な話かもしれないですけど、私が思うことなんですけども、あまり人付き合いが上手な人っていうのは、投資では良い成績を収められないんじゃないかなと、勝手ながらそう思っています。
その理由としては、人付き合いが上手い人っていうのは、相手のことをよく考えたりとか、相手が喜ぶことを考えて行動に移せたり。
とにかく相手のことを考えて思いやりがあったり、親切だったり優しかったりと、そういうことだと思うんですね。
あと、誠実とか素直とかそういうことができる人が、人付き合いが上手なんじゃないかなと思います。
じゃあ一方、株の世界で利益を出すってなると、あんまり思いやりがありすぎたりとか、優しかったりしすぎたり、相手のことをしっかり考えて行動するっていう方だと、自分さえ良ければ良いと思うんですね。
自己中心的な考え方と利益の関係
利益を出す時には勝負の世界でもあるので、勝負に勝たなければいけないので。
犯罪じゃない以上、どんなに卑怯な手を使おうが利益を確保できれば、それはそれで正解だと思うんですね。
その時に変に人を思う気持ちがあったり、優しさがあったりすると、かえってその真理が邪魔になるんじゃないかなって思っています。
人付き合いの上手さと投資の関連性
なので、人付き合いがリアルな世界での人付き合いが上手な方っていうのは、投資とかそういう勝負事にはあんまり向いてないんじゃないかなと思います。
私のただの意見ではあるんですけど、少なくとも私自身は人付き合いがそんなに得意ではないので、投資である程度利益を出してるっていうことから考えてみたんですけども。
周りのある程度投資をやってて、続いてる人を見てても、あとYouTubeでやってる方を見てても、人付き合いが苦手とか悪いとかそういう印象はないんですけど、上手いとか得意だなっていう感じはあんまり感じられないんですね。
その投資家独特の雰囲気っていうのかな、そういうのを感じるので。
経営者と投資家の共通点と違い
もしの話ですけども、投資で利益を出したいっていうのであれば、現実の会社の中で考えてみたら、トップの社長っていうのはもちろん思いやりもあったり、社員のことも考えているとは思うんですけど。
そういうことじゃなくて自分のために、会社のために利益を取ってくるその考え方が、会社が利益を上げるということが、従業員に給料を払えるということに直結しているので。
従業員のことを考えてっていう経営者もいると思うんですけど。
まず第一に、自分の会社を大きくするとか、自分でやるべきことを突き進んでやっていくとある種、自分勝手な要素がないと、なかなか企業だってライバル会社がたくさんいるので。
そのライバル会社に勝手に利益を勝ち取らなきゃいけないので、経営者とか社長とかっていうのは、考え方としては投資家と似ているのかなと、そういうふうに思います。
ただ、ここはまた難しい問題で、経営者とか社長が投資に向いているかっていうと、またこれはちょっと違う話になるんです。
ですが、一般的な社長とか経営者はそんなに人数は多くないので、一般的な会社員の方であれば、人付き合いは苦手とか得意じゃないなっていう人の方が、投資にもしかしたら向いているかもしれないです。
これは私の勝手な想像ですけども、心理学の面とか行動心理学の面から考えて、そんなふうに思ったりしたので今日ちょっと収録をして、何か伝えられればなと思いまして、今日話してみました。
💎 要約
人付き合いは時代の変化とともに変わり、ご近所付き合いが希薄になり、特に若い世代では人付き合いが希薄になっていると感じられる。
投資家歴20年以上の話者は、人付き合いが上手でないことが逆に投資に向いているのかもしれないと考え、心理学や行動心理学を学んだ経験が投資にプラスに働いている可能性があると述べる。
また、人付き合いの上手さと投資家としての成功には相反する要素があるとし、利益を出すためには自己中心的な考え方も必要だと主張。
経営者と投資家の考え方には共通点がありつつも、経営者は企業を大きくし、ライバルに勝つためには人のためになることも重要であると述べる。
一般的な社員よりも人付き合いが苦手な人が投資に向いている可能性があるとし、心理学の観点からその理由を考察している。
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