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投資での大きな損失の話
時期としては2008年、リーマンショックというのが起こったこの年、わずか1年の話です。
そこまでの話があるんですけども、2002年に投資を私は始めまして、そこから2007年までですね。
ここまでがちょうど運良く日経平均価格が上昇相場というものになっていまして、運良く利益を重ねることができて、大きな利益を得ることができたんですけども、2008年のリーマンショックというもので、日経平均価格をはじめとして、ものすごい勢いで暴落が起きました。
当然ね、投資家人生の中でそういう大きな暴落っていうのは初めての経験だったので、何も準備がしてなかったり、何も知識がなければ、大抵の投資家は大きな損失を出す、そんな運命にあったんじゃないかなと思います。
ただ、もし2007年とかリーマンショックの直前に投資を始めたっていう投資家だったら、それほど大きな損失を出すことはなかったんじゃないかなと思います。
上昇相場による過信と大きな損失
一言で言うと、直前の上昇相場によって大きな利益を出したために、自分に対してものすごく自信を持ちすぎて過信してしまったっていうところですね。
上昇相場なので、大体何をやっても利益が出るんですね。
だからちょっとした上昇を見つけたら、それに乗っかると。
そうすると、どんどんどんどん上昇してる、上昇してるっていう感じで投資家が飛びついて、さらに上昇していくと。
そんな相場だったので、あんまりリスクを考えないで取引したもん勝ちと、そんなような時代でしたね、今思えば。
そういう投資スタイルっていうか習慣っていうんですかね、そういうのが染み付いちゃってるので、2008年の暴落、ちょっとおかしいなとは思ってはいたんですけど。
じゃあある程度株価が下がった銘柄があったとします。
そしたらすぐに反転してまた上昇していくだろうと、こんな軽い気持ちを持って取引をするんですね。
ただ相場全体が冷え込んでて、暴落暴落っていう雰囲気だったので、そんなに反発しないんですよね。
ちょっと戻したり、戻すというか上昇することはあったんですけど、本当にその上昇力っていうのが弱くて、すぐ下落に転じるんですよね。
ですのでもうデイトレーダーとかじゃない限り、2日3日4日とか1週間とか持ち越すと絶対に損失につながると、そういうような状況でしたね。
だいぶね、もう前の話になるんで覚えてないっていうのもあるんですけど、正確に言えば覚えてないっていうよりは記憶が飛んでたっていう表現が一番適切かもしれないですね。
損失による苦しい経験
あんまり思い出したくない記憶ではあるんですけども、よくね、投資家になって早々にうまくいくことはないので、損失ばっか重ねて胃が痛くなったり、食べ物が喉を通らなくなったりするっていうのは経験している方もいるとは思うんですけど、まさにね、もうそんな状況でしたね。
まあ私はその時、もうすでに専業投資家だったので、投資で稼いでいかなきゃいけないっていう状態だったので、にも関わらずね、毎日、毎日っていうか、毎週毎週損失が増えていって、増えていってっていうより、含み損ですよね。
含み損がどんどん増えていって、損切りできない状態でいました。
まあなぜ損切りできないかっていうと、上昇するって信じ切っていたからですよね。
下落はしているものの、すぐに反発して元に戻ると。
上昇相場のそういう記憶がずっと抜けなくて、最終的には信用取引をしていたので、追証っていう現金を振り込まないと、強制的にロスカットするよと、損切りするよと、いう状態に通常なりますよね。
それでもうそうなるぐらいだったら、って言って自分で損失確定をしましたね。
それがどうだったかな。
3名柄か4名柄ぐらいあったと記憶してます。
それで順調に増やし続けていた資産が半分ぐらいになっちゃいましたね。
その時にはいろんな感情が出ましたけど、損失出すぐらいだったら何か買っておけばよかったなとか、投資家にならなきゃよかったなとか、とにかくネガティブなことばっかり考えてましたよね。
小さな失敗と利益の積み重なり
順調に小さな失敗を繰り返しながら、徐々に利益が積み重なって、成功に近づいているなという感じを実感しながら、資産を増やしていったという状況なら良かったんですけど、急激に資産を増やしたので、その反動がものすごく大きくて、今思えばなぜその後、投資を続けることができたのかわからないですね。
急激な資産増加とその反動
自分には投資しかなかったのかなと今思えば、そういうふうに思って、自分の投資家としての考え方とか、取引の仕方とかを一から、多分その時は考え直したんだと思いますけど、つまり自分を全否定して、今までの自分は本当に上昇相場で、ただただ運が良かっただけと、その運にたまたま乗っかれたのはラッキーだったんですけど、それにいつまでも頼りすぎてしまったと。
今の私はよく自己責任とか、投資というのは自分一人との戦いという表現をよくするんですけども、そこから来ているのかなというのは、よく自分でもわかります。
上昇相場の運に頼ることと自己責任
その資産を重ねてた時期、上昇相場の時期というのは、本当に自分の投資家としての実力ではなくて、単に運が良かっただけと、上昇相場の力を借りてただけと、それに尽きるのかなと。
だからこの先、投資家を続けていくとなれば、自分自身で利益をつかみ取る、投資家としての本当の実力をつけていかなければ、またそういう上昇相場があれば、下落相場もあるので、どんな相場でも対応できる投資家にならなきゃどうしようもないなと思って、何とか踏ん張れたのかなと、そんな風に思います。
だから今思えばというか、今なら言えるという感じかな。
リーマンショックというのがあって、ありがたかったんじゃないかなと思います。
どんな投資家でも必ず大損するという経験を、どんなというか、投資家として10年とか15年とか、それぐらいの単位で続けられている投資家というのは、絶対どこかで大損というのを経験していると思うんですね。
その大損という経験をして、そこから自分自身に対して、今までのやり方じゃダメだという風に一度自分を全否定して、そこからじゃあどうしていくんだというのを自分自身で考えて、考えて考えて考え抜くっていうね。
これは自分の性格とかもありますし、専業なのか兼業なのか、相場を毎日パソコンの前で見ることができるのかできないのか、資金力の多さとか、いろんな要素によるので、あと投資といったら株以外も、FXとか仮想通貨とか投資信託とかいろいろあるんで、どれで自分が投資家として利益を重ねていくかというのも、総合的に考えて、大きな利益のためにやっていかなきゃいけないので。
だから、その投資家にとって、大きな損失っていうのはなくてはならないものなんじゃないかなと、リーマンショックをね経験した私はそういうふうに思ってます。
コロナショックとリーマンショック
最近で言えば、コロナショックっていうのが2020年2021年、そのあたりでね起きましたけど、そのリーマンショックっていうのを経験してたんで、無傷ではなかったですけど無事にそんなに大きなねダメージを負うことなく通り過ぎたっていう状況なので、この先そういうことが起こってもそんなにねダメージを負うことなく 切り抜けられるんじゃないかなとは思います。
それも、やっぱりリーマンショックっていうのを経験したおかげで今があると思えるので。
投資の状況と覚悟
今は大きな上昇相場が起こってはいるので、これがどこまで続くのか、もしくはまたもみ合い相場に戻るというかもみ合い相場になるのかっていうのはわからないですけども。
相場がどういう状況かっていうのを考えながら、投資をしていく必要があるのかなと、そんなふうには思います。
これを聞いていただいてるってことは、投資家を続けていらっしゃるのか、もしくは投資をしようかなって迷っているのか、どういう状況かはね、ちょっとわからないですけども、なかなかね投資の世界っていうのは大変な世界なので、ある程度の覚悟を持って、もしくは強い決意を持って望む必要がありますけども、長い目でも目で見れば、いろんな経験をしていけば必ずねいい方向に行く、そんな世界だと思います。
💎 要約
このポッドキャストでは、投資での大きな損失についての話がされています。
話者は、2008年のリーマンショックを経験し、投資家として大きな損失を出した経験を共有しています。
彼は当時、上昇相場で利益を重ね、過信してしまいましたが、リーマンショックによって市場が急落しました。
彼は自分に対する過信やリスク管理の不備が損失を招いたと反省しており、投資家としての実力を磨く必要性を語っています。
彼はリーマンショックを経験したことで、投資家にとって損失は避けられない経験であり、自己評価や取引方法の見直しの機会だったと感じています。
このエピソードを通じて、投資家としての自己成長やリスク管理の重要性について考えることができます。
⏰ タイムスタンプ
00:28
投資での大きな損失の話
02:24
上昇相場による過信と大きな損失
04:55
損失による苦しい経験
07:24
小さな失敗と利益の積み重なり
07:38
急激な資産増加とその反動
09:13
上昇相場の運に頼ることと自己責任
12:22
コロナショックとリーマンショック
13:10
投資の状況と覚悟
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