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正しい努力
正しい努力についてですが、何事も努力しなさいとか、努力しないと達成できませんよ、ということはよく聞くと思うのですが、そこに「正しい努力」というふうに「正しい」とつく場合があるのです。
この「正しいというのが一体何なのか」というのを今日は話していきたいと思います。
当然何かを達成するために人は努力をする。
じゃあ、その努力をしても達成しないとしたら、それが正しくないのかという一つの結論に至ると思うんです。
その正しいというのは、一体何なのかということを話していくのですが。
その前に「努力というのは何なのか」というのを考えていきたいと思います。
多くの時間をかけるというのは、これも努力ということになるのかなと思います。
特に最初の頃というのは重要なことです。
何も知らないので、当然時間をかける必要があると思います。
ですが、多くの時間をかけるというのは、最初だけなのかなと思います。
ここで勘違いが起こりやすい一つのことがあると思うのですが、多くの時間をかければいいというわけではないと思うのです。
とはいえ、最初というのは本当に何も知らないので、最初はがむしゃらに多くの時間をかけて努力をするというのが第一だと。
ただ、それがずっとある程度いろんなことができるようになってからも、多くの時間をかければいいというわけではないと私は思っています。
それを、もうちょっと端的な言葉で言えば量より質ということになると思います。
もちろん、大前提として多くの時間をかけることはもはや当たり前と。
なので、それを努力ということではなくて、それは当たり前ということとして捉えていくと。
質というのは考えなきゃいけないので、毎日時間をかけてやっていることが何の目的に向かっているかと。
そういうのを考えながら時間をかけていかなきゃいけないんですね。
質の重要性と方向性
どこに向かっているかという方向性。
これも大事な要素じゃないかなと思います。
これを株で考えていくとしたら、分かりやすい指標というのが出ているかどうかです。
利益が出ているかということだと思います。
その収益に向けた数字が成長し続けているかと。
はじめは少なくてもだんだん増えていっているかと。
そういうのが分かりやすい指標として、指標というか数字ですね。
数字として出ていれば、正しい努力をしているのかなと。
そういうふうに一つ考えてもいいのかなと思います。
ただ数字が出ていないからといって、正しい努力ができていないかと言われれば、ちょっとそこは最終的に自分次第なのかなと。
なかなかここは難しい判断になります。
努力と成長
正しい努力と言うんですけど、もちろん何かの数字が伸びていたり、成長を実感できれば、それは正しい努力と言える。
正しい努力というか、そもそも正しいかどうかなんて考えないと思うんですね。
だって成長しているのを十分感じられるので。
ただ、成長を感じられないとか数字が伸びていないという時に、正しい努力をしているのだろうかと。
当然自分を疑うことになると思うんですけど。
じゃあ、何をもって正しいと言えるかっていうのは、先ほども申した通り、最終的にはそれは自分の判断で決めていくものだと思います。
ここが本当に難しくて、多くの人って言っていいかわからないですけど、ここが努力ができていないとか。
正しい努力ができていないとか。
そういう風に、自分で自分のことを決めつけてやめてしまうっていう人が多いんじゃないかなと思います。
もちろん、努力していることに対して、それ相応の結果が伴わないと、やっていることが間違っているとか、無駄という感情にどうしてもなってしまうと思うんです。
投資と損失
投資も一緒です。
単純に考えれば、利益が出るか損失が出るかの2パターンしかないので。
利益が続いて収益が上がってきたとしても、何か一つの大きなミスで大きな損失を出してしまうと、あっという間に今まで積み重ねてきた利益が吹っ飛びますので。
その前までは自分の成長をしっかり感じられたり、利益が順調に上がっているから、正しい努力もしているんだなというふうに実感できるんですけど。
ほんの一回の過ちというか大きな損失を出したことで、収支がもしかしたらゼロ、もしくはマイナスになってしまうという状態になったときに、今までやっていたことは正しい努力じゃなかったんだという。
これは違うことで、むしろ損失を出した取引だけが間違っているわけで。
今まで利益を積み重ねてきたことというのは、しっかり正しい努力をしていたからこそできたことなので。
ここも難しいんですけど、損失は当たり前にあるので。
もうしょうがない。
もはや損失を出すことはしょうがないということと捉えていくことも大事です。
また、大きな損失をしたとしても、変な言い方ですけど、それも正しい努力ということでいいんじゃないかなと思います。
大きな損失をしなければ、そういう経験をたくさんはしなくていいと思いますけど、そういう経験をしないと次のステップ、次のステージに行くことができないので。
ある種、大きな損失というのは必ず必要な要素で。
それをしたからこそ次のステップに行けると。
損失からの成長
例えば100万円の損失をしましたと、100万円利益が出続けて、100万円の損失をしましたと。
そうすると、今まで利益が出ていたのがなくなるという形になると思うんですけど。
その100万円の損失をしたということが次の経験に必ずつながって、今度はそういうことをしないようにしよう。
そういうことにならないようにするためには、どうすればいいだろうというのを必ず考えて、次から取引を望むので。
成長と努力の関係
よっぽどアホじゃない限り、全く同じ過ちというのをしないので。
今度は損失を出したとしても、例えば半分の50万円で済むとか。
たとえ100万円の損失を出したとしても、30万円、30万円、30万円って3かに分けて損失を制御できたというような形で。
そういう成長が絶対見られていくので。
今日のタイトルの正しい努力という話で話を進めてきたんですけど、実際に話してみると、正しい努力って一体何なんだろうって本当にそういうふうに思うので。
ここは自分の判断で、やっぱり自分が何が正しかったかっていうのを自分自身で判断するっていうのが一番正しいと思います。
人からこれが正しいとか正しくないとかってもちろんあると思うんですけど。
努力をするっていうのはやっぱり自分次第、自分のことなんで。
自分が正しい努力をしていると思えば、それは正しいことになると思います。
逆に、正しくないなと思えば、何が正しいんだろうっていうのを考えて改善していくと。
そういうふうにして努力をし続けるっていうことが、何かを達成するためには必要だし。
その努力をし続けるっていけば必ず結果に結びつくので。
中途半端というか、途中でやめない。
これだけを頭にしっかり叩き込んでおけば、そもそも正しい努力とかっていう言い方はしないんじゃないかなと。
そんなふうに思っています。
💎 要約
この文章では、「正しい努力とは何か」というテーマを掘り下げて考察しています。
冒頭では、努力が必要だという一般的な前提を踏まえた上で、果たして「正しい努力」とはどういうものなのかを問い直しています。
まず、努力とは何かという点について、単に多くの時間を費やすことも努力の一部ではあるものの、それだけでは不十分であると述べています。
特に学びの初期段階では時間をかけることは必要ですが、ある程度のスキルや知識がついてくると、単なる時間の投下では成果に結びつかなくなることがあります。
そこで「量より質」が重要になってくるのです。
努力の質とは、どれだけ考えて、目的に沿って行動できているかという点にあります。
努力の方向性もまた大事な要素です。
具体的な成果が数値として見えてくるかどうか、特に投資のような分野では収益や成長の度合いが指標となります。
数字が伸びていれば正しい努力と感じられる一方で、結果が出ていないと「本当にこの努力は正しいのか」と疑問を抱くのは自然な流れです。
しかし、数字だけで判断することの限界も指摘されており、最終的には自分の手ごたえや判断で「正しさ」を見極める必要があります。
また、失敗や損失についても、努力が無駄だったと捉えるのではなく、次の成長に必要な経験だったと前向きに考える視点が示されています。
たとえ大きな損失を出してしまったとしても、それまで積み上げてきた利益や学びの過程を否定するべきではなく、その経験を活かして次にどう生かすかが大切だというのです。
失敗を恐れて努力をやめるのではなく、失敗から学び、より良い行動へとつなげることで、結果として「正しい努力」になっていくのです。
最終的には、「正しい努力」という概念そのものが曖昧であり、人から見て正しいかどうかではなく、自分自身が納得して続けられるかどうかが重要だという結論に至ります。
他人の評価に惑わされず、自分の中での軸を持ち、試行錯誤を続けながら努力を継続すること。
途中で諦めず、継続する力こそが、努力を結果に結びつける鍵だと強調されています。
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