仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先SBI証券の存在
- 希薄率最大29.9%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
なお、分析期間は2020.02.13~2020.03.27です。
→株価動向の進展があれば追記いたします。
(2020年10月1日追記)
はじめに
「リネットジャパングループ」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「SBI証券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですがこれこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2020年2月13日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第18回)
- 発行株式数 :2,600,000株
- 当初行使価額 :533円
- 下限行使価額 :533円
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
(第18回)
2020年06月22日現在行使率は54%。
2020年10月01日現在行使率は69%。
株価動向速報1
2020年2月14日に出来高を伴った下落(ストップ安)がありました。
まさかいきなりストップ安まで下落するとは思いませんでした。
ここまで急ではないにしても下落傾向は続くと思われます。
株価動向速報2
2020年2月18日に出来高を伴った下落がありました。
発行株式数が少ないため下落のスピードが速いです。
一気に下落する可能性もあります。
株価動向速報3
2020年2月25日に最安値を更新しました。
最安値は499円です。
株価動向速報4
2020年2月28日に最安値を更新しました。
最安値は430円です。
消却
第三者割当による新株予約権は2020年3月27日のIRにおいて消却に終わりました。
取引を終えて
コロナウイルスによって状況が変わったため新たに資金を確保する必要がなくなったようです。
もともと赤字経営ではなかったことも原因の一つだと思います。
いずれにしても仕手筋不在のためこれ以上は何もありません。
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カテゴリ:仕手戦失敗銘柄