仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先マイルストーン・キャピタル・マネジメントの存在
- 希薄率最大64.1％の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
なお、分析期間は2018.04.06～2020.04.24です。
→株価動向の進展があれば追記いたします。
（2020年4月24日追記）
目次
はじめに
「ソフトフロントHD」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「マイルストーン・キャピタル・マネジメント」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2018年4月6日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
社債型新株予約権の概要（第1回）
- 発行株式数 ：1,428,571株
- 当初行使価額 ：140円
- 下限行使価額 ：140円
新株予約権の概要（第11回）
- 発行株式数 ：5,720,000株
- 当初行使価額 ：140円
- 下限行使価額 ：140円
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
（第1回）
2018年06月19日現在行使率は4％。
2018年10月05日現在行使率は11％。
2019年03月22日現在行使率は20％。
完了
第三者割当による社債型新株予約権の行使の完了は2020年2月28日です。
「行使の完了後」に初動が起こり上昇が始まる予定です。
株価動向速報1
2019年6月13日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
株価動向速報2
2019年6月25日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については買増し、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
株価動向速報3
2019年6月26日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については買増し、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
株価動向速報4
2019年7月1日に出来高を伴った上昇がありました。
本日の上昇を受けて6月13日が初動である可能性が高くなりました。
ただし、初動の始値（107円）を割った場合は残念ながら初動ではなくなります。
取引については買増し、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
株価動向速報5
2019年11月26日に出来高を伴った上昇（下落）がありました。
見事な寄り天でした。
せっかく上昇したにもかかわらず元に戻る可能性が出てきました。
明日の動き次第だと思います。
株価動向速報6
2020年1月8日に出来高を伴った上昇がありました。
再度盛り返してきました。
ただ、この銘柄は行使がなかなか進まないせいか、かなりの期間もみ合っています。
よって、今回の上昇もあまり期待しないでおきます。
株価動向速報7
2020年1月30日に出来高を伴った下落がありました。
原因はよく分かりませんが相場環境が悪かったからかもしれません。
仕手株はよく日経平均の暴落に連れ安します。
ですが、連れ高はほぼしません。
このことは知っておいた方がいいと思います。
株価動向速報8
2020年2月21日に出来高を伴った上昇がありました。
かなり久しぶりの大きな上昇です。
特に材料は出ておりません。
期待せずに株価動向を見守りたいと思います。
株価動向速報9
2020年2月25日に出来高を伴った上昇がありました。
ストップ高まで上昇したにもかかわらず大引けにかけて下落してしまいました。
強い動きなのかよく分からない動きでした。
ただ、出来高を伴った動きのため何かしらの意味があると思います。
相場環境が悪いのも影響しているのかもしれません。
株価動向速報10
2020年2月26日に出来高を伴った上昇がありました。
14時近くから突然の上昇でした。
大引けにかけて上昇した場合の多くは、さらに上昇の勢いをつけて引けることが多いですが今回は違いました。
何事もなかったかのごとく終わりました。
一瞬取引しようかと思いましたが行使が完了していない（株価下落によって消却の可能性が高い）ため見送りました。
少しでも不安要素がある銘柄の取引は控えるようにしています。
株価動向速報11
2020年4月6日に出来高を伴った上昇がありました。
コロナショックで下落はしたものの完全に戻した数少ない銘柄のうちの一つです。
出来高も続いているため上昇が期待できます。
ただ、それでも優先順位が低いため取引は控えています。
このまま上昇していったら悔しい思いはしますが損失を出すよりましです。
株価動向速報12
2020年4月15日に出来高を伴った上昇がありました。
順調に上昇しています。
早々に株価が回復したためさらなる上昇に期待が持てます。
2月のような上昇を見せてほしいところでです。
株価動向速報13
2020年4月20日に出来高を伴った上昇がありました。
大引けにかけて大きな動きがありました。
今後につながるいい動きだったと思います。
ただ、上昇しきらなかったことが気になります。
株価動向速報14
2020年4月21日に出来高を伴った下落がありました。
前日の上昇がなかったことになってしまいました。
ですが、高値圏であることには変わりありません。
よく言えば上昇を維持していると思います。
連続して下落した場合はさすがに仕切り直しになります。
消却
第三者割当による新株予約権は2020年4月24日のIRにおいて消却に終わりました。
取引を終えて
株価が何らかの理由で下がることで行使が進まず、結果株価が上昇しないことはよくあります。
今回はそれに該当しました。
割当先もわざわざリスクを取ることはしません。
また、このことから割当先が故意に株価を下げたわけではないことが証明されました。
よって、仕手筋不在のためこれ以上は何もありません。
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カテゴリ：仕手戦失敗
