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ビジネスの基本
ビジネスの基本といっても、いろいろあると思います。
これはどんなビジネスをしているかによって基本というのがだいぶ違ってくるので、今日は話すことは一概には言えないことではあると思っています。
基本と言うと、応用ではないので絶対的にそれをやっていくことが重要であるという捉え方なんですけども。
よく基本をすっ飛ばしていってしまったり、基本をおろそかにしてしまうとビジネスはなかなかうまくいかないのかなというのがあると思うんですが。
バランスと相手を考える
この典型的な一つの事例として、少しビジネスがうまくいき始めると、利益を考えるよりも自分の欲を優先してしまいがちになると思います。
どの段階でも少しうまくいき始めた段階でも、初めの頃のように相手のことを考えて続けられるかというのが一つのポイントになるんじゃないかなと思います。
当然、ビジネスなので利益を得るために、おそらく最初にやることは市場調査なのかなと。
その中で、自分たちが展開していく商品というのが出てきて。
それをいかに差別化できるかと。
つまり、優位性を強く出すということだと思います。
これが個人単位で言えば個性というか、人とは違う自分にしかない強い魅力というか。
そういうのがあれば、それを強く出していけばいいんじゃないかなとは思います。
そして、利益が出てくるとという話になるんですけど。
ここまでが結構大変ではあるんですけども、今日はその話は省略して、利益が出てきたとして話を進めていきます。
ある程度続けて利益が出てくると、それが一つの正解、ビジネスとしての正解だと思います。
そうすると、一つ上手くいっているので、さらなる利益の確保に走ると思うんです。
その時に自分の欲を満たす、こういう方向性に行くことがあったりします。
上手くいってくると少し調子に乗ってくるというのもあるので、どうしても自分の欲を優先させてしまいがちだと思います。
これは、ある意味しょうがないことなのかなとも思います。
ただここで重要、大事だなというのは、思うのは本来の軸ですよね。
本来の軸や利益について
なぜ始めたのか。
何をしたかったのか。
この2つが本来の軸だと思うんです。
利益を出す前はもっと相手のことを考えていたはずです。
相手のことを考えていなければ、利益には繋がらないので。
利益に繋がったということは、しっかり相手のことを考えていたという証拠になると思います。
なぜそこに至るかというと、本来の軸、なぜ始めたのか、何をしたかったのかということがしっかり自分の中で固まっているからこそ、土台がしっかりしているからこそ利益を出すという方に進めると思うんです。
相手の期待に応える、期待を裏切らない。
そして常に新しいことを提供し続ける。
これが利益に繋がる。
ただ、簡単には言いましたけど、ものすごくここまでは時間がかかることだと思います。
時間がかかることですが、ここまでずっと相手のことを考えていた証拠というか。
考えていたからこそ利益に繋がるということだと思います。
今話したことはかなり投資にも影響してきて。
もちろん、なぜ始めたのかと聞かれたら、それはお金を得るためと。
これは全然ストレートでいいと思います。
先ほどの何をしたかったのか、利益を出したいということですよね。
利益と損失に関する考え方
利益を出すためには、いろんな知識をつけたり、いろんな経験をしたり。
自分で取引をするたびに、どうしてこういう取引をしたのか。
どうして利益になったのか。
どうして損失になったのかというのをしっかり考えて、改善を重ねて考えていたはずなんですけど。
ある程度の大きな利益を1回得ると、初めに考えていた本来の軸というのが1回は絶対ぶれるんです。
自分の欲、つまり大きな利益というのだけを考えてしまうので。
株価が勝手にこうなるだろうというのを、確実にそうなるみたいに思い込んでしまうんです。
そうすると大体損失、下手すると大損につながっていくので。
投資もビジネスの一種なので、基本がやっぱり大事であって。
当然なぜ始めたのかと、何をしたかったのかという本来の軸をしっかりぶれないように持って。
その上で、利益を出すにはどうすればいいのかなということを積み重ねていかないと、自分の欲を満たすだけのためのビジネスになってしまうと、利益が続かないんですよね。
投資家で言えば相手のことを考えるというのは、つまり自分以外の市場参加者全てのことを考える。
こういうふうに株価が動いたときに、他の人はどういうことを考えているのかなと。
つまり言ってみれば、売ろうとしているのか、買おうとしているのかというところですけれども。
ここを考えなくなって、自分の考えが全てみたいな形になってしまうと、やっぱり損失につながるので、投資においても相手のことを考えるというのはかなり重要な要素になります。
投資とビジネスにおける基本と相手の考慮
後半は、それが投資とほとんど一緒だよという話をしたんですが、どうしても人間なので利益が出ればそれは調子に乗るので、調子に乗るということは私としては良い経験だと思います。
そこで必ず調子に乗っておかないと、後々に大きな損失を出してもそれはそれで大変なので。
毎回利益が出たら調子に乗ってもらって、そこから大きな損をしてもらって。
そこから、自分が本当に投資をやっていきたいのか、やれるのか、これで利益を出していきたいのかというところが固まったとしたら、また同じようなミスをしないようにという形でしっかり自分を制御できる投資家になれると思うので。
投資もビジネスの一種なので。
基本というのはもちろん大事ですけど、相手のことを常に考え続けると。
投資で言えば自分以外の市場参加者全てのことを考えるというのがビジネスの基本でもありますし、投資の基本でもあると思います。
💎 要約
ビジネスにおいて「基本」とは一言で定義できるものではなく、その内容は取り組んでいるビジネスの種類によって大きく異なります。
しかし共通して言えるのは、どんなビジネスでも“基本をおろそかにしない”姿勢が極めて重要であるということです。基本とは、応用の土台になるものです。
これを飛ばしてしまうと、どこかで必ず壁にぶつかることになります。
ビジネスを始めたばかりの頃は、多くの人が「相手のことを考える」「役に立ちたい」という視点で動いています。
しかし、ビジネスが少しずつうまく回り出して利益が出始めると、徐々に“自分の欲”が表に出てきてしまうことがあります。
これはある意味自然な流れではありますが、その時こそ初心に立ち返り「なぜ始めたのか」「何をしたかったのか」という“本来の軸”を見失わないことが大切です。
市場調査や差別化といった戦略的な要素ももちろん重要ですが、その根底には常に「相手のニーズを満たす」という視点がなければなりません。
相手の期待に応え、信頼を積み重ねることで、はじめて持続可能な利益に繋がるのです。
この考え方は、投資にも通じます。投資でも最初は慎重に分析を重ね、なぜその取引をしたのか、どうして損益が出たのかを丁寧に振り返るものです。
しかし、大きな利益を得た後は、自分の判断がすべて正しいと過信しがちになります。
市場は常に多くの参加者によって動いているため、他人の視点や心理を読むことが極めて重要です。
自分の視点だけで動くと、大きな損失を招く危険性が高まります。
結局のところ、ビジネスも投資も「基本を忘れず、相手のことを考える」ことが成功の本質です。
そして、失敗や調子に乗った経験を経て、自分なりの軸を確立し、冷静な判断ができるようになることが本当の成長につながるのです。
利益はその結果としてついてくるものであり、目先の欲に流されない姿勢が、長期的な成功への鍵となります。
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