仕手株投資で気になることと言えば、仕手筋(投資ファンド)の存在です。
もし、仕手筋(投資ファンド)の介入が判断できれば、仕手株投資での成功率は、かなり上がるはずです。
判断材料の一つとしてよく言われているのが、板による株価操作です。
ですが、どういったことが介入のサインになるのかは、なかなか難しいです。
それでは、「仕手筋介入のサインは何?板による株価操作だけで判断できるのか」について一つ一つ順を追って進めていきたいと思います。
*2022年01月 追記・編集済
*2022年07月 追記・編集済
*2023年01月 追記・編集済
*2023年07月 追記・編集済
*2024年01月 追記・編集済
*2024年07月 追記・編集済
はじめに
まずは、結論から始めたいと思います。
仕手筋(投資ファンド)介入のサインは「板による株価操作だけ」でおおよそ判断できます。
さらに言えば、厚い買板・売板の存在が決め手になります。
仕手筋(投資ファンド)とは
仕手筋(投資ファンド)とは、株の基本である「安く買い高く売る」を集団で行うグループのことです。
「安く買い」は、株価が高すぎると資金が余分にかかるので、必然的に300円以下の株価が対象となります。
そして「高く売る」より、株価が2倍以上になるのは確実と言えます。
また、仕手筋(投資ファンド)の最大のターゲットは、個人投資家です。
個人投資家なくして仕手筋(投資ファンド)は成り立たない
仕手筋(投資ファンド)が仕掛ける市場は、「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つがあります。
プライム市場は、ほとんどがきっちりとしたチャートになり、値幅が小さいのが特徴です。
資金がたくさんあったり、なるべくローリスクで取引したい投資家に合っていると思います。
一方、他の2つは株価の動きが荒く、変なチャートになることが多々あります。
資金がそれほど多くなかったり、ハイリターンで取引をしたい投資家に合っていると思います。
結局のところ仕手筋(投資ファンド)以外、つまり個人投資家の多くは、株価が上昇した後に反応すると言えます。
ということは「上昇する前に買」もしくは「上昇した瞬間に買」でなければ、損失を出してしまう確率が高いということになります。
簡単に言えば、仕手筋(投資ファンド)と同じ取引する
仕手筋(投資ファンド)介入と分かる決定的なこととは
仕手株に狙われる銘柄は、低位株で発行株式数の少ない銘柄が多いです。
しかしながら、上記の銘柄すべてが仕手株ということではありません。
仕手筋(投資ファンド)が仕掛けたと思われる上昇があれば、仕手株と判断できます。
ですが、上昇した後ではまったく意味がありません。
また、同じ上昇でも個人投資家による上昇のときもあります。
この場合は、仕手株ですらありません。
仕手筋(投資ファンド)の介入が正確に判断できなければ、仕手株投資は失敗
では、早い段階(上昇前)で気付く方法はないのでしょうか?
それを解決するために、板について考えてみたいと思います。
まず、厚い買板は「誰でも」作ることができます。
取引するつもりがなくとも、買注文さえ出せばいいだけのことです。
一方、厚い売板はそもそも大量に保有していなければ作ることができないため、仕手筋(投資ファンド)でなければなかなかできないことだと思います。
不自然な厚い売板が出てきたとき(明らかに株価操作)は、背景に仕手筋(投資ファンド)が絡んでいると見ていい
さらに、厚い買板について見方を変えてみたいと思います。
なるべく損失を出すことなく株を集めながら株価が下落していくとき、厚い買板は仕手筋(投資ファンド)にとって欠かせないものになります。
なぜなら、株を集める必要がなかったら、買注文を出す必要がまったくないからです。
よって、仕手筋(投資ファンド)介入と分かる決定的なことは、厚い買板と特に厚い売板の存在です。
不自然さがある場合は、さらに確信が深まると思います。
不自然な厚い売板の存在は、仕手筋(投資ファンド)介入のサイン
さいごに
仕手株投資で確実に利益を出し続けるためには、まだまだ知るべきことがたくさんあります。
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