仕手株投資をする前に、そもそも「仕手株とは何か」を知っておくことが、大事な要素だと思います。
その中でも、仕手筋(投資ファンド)がどうやって株価を吊り上げていくのかを知っておくことで、安心して仕手株を取引できます。
よく分からないまま投資を始めてしまえば、間違いなく損失を出すことになります。
仕手株投資は、ハイリスクなのでなおさらです。
それでは、「仕手戦開始の序章 株価を吊り上げるための3つの条件とは」について一つ一つ順を追って進めていきたいと思います。
*2022年01月 追記・編集済
*2022年07月 追記・編集済
*2023年01月 追記・編集済
*2023年07月 追記・編集済
*2024年01月 追記・編集済
*2024年07月 追記・編集済
はじめに
まずは、結論から始めたいと思います。
株価を吊り上げるための条件は以下の3つです。
- 膨大な資金力があること
- 株の独占をしていること
- 上昇する見込みが少ない銘柄
この3つがそろっている状況で、はじめて仕手戦が開始されます。
仕手戦の開始
仕手筋の目的は「利益を得ること」です。
つまり、「安値で買集めて株価を上昇させた後、高値で売抜ける」です。
当たり前のことを書きましたが、重要なのは「個人投資家と仕手筋(投資ファンド)の根本的な目的は変わらない」です。
仕手筋(投資ファンド)は、膨大な利益を得るために、かなりの期間をかけて仕手戦に臨みます。
それぞれの段階で仕手筋(投資ファンド)の行動は様々ですが、今回は仕手戦の開始について考えてみたいと思います。
仕手筋(投資ファンド)が仕手戦を開始するためには、いくつか条件を満たす必要があります。
では、仕手戦を開始するために必要な条件とは何なのでしょうか。
膨大な資金力
いくら安値で株を集めるにしても、それなりの資金は要ります。
また、株価操作(厚い買板を作り出す)には相当な資金が必要になってきます。
少なくとも、億単位の資金が必要です
この資金力が、仕手筋(投資ファンド)と個人投資家との大きな違いだと思います。
そのため、仕手筋(投資ファンド)のするようなことは、個人投資家では到底できません。
このことより、仕手株投資は難しいと言えます。
ですが、見方を変えれば「仕手筋(投資ファンド)のくせが出やすい」とも言えます。
株の独占
そもそも、これができていなければ、うまく株価を吊り上げることができません。
なぜなら、せっかく株価を吊り上げたとしても、高値で大量の売をぶつけられてしまったら、まったく意味がないからです。
仕手筋(投資ファンド)はこれを防ぐため、慎重に安値で株を集めることに長い期間をかけます。
つまり、株を独占することで「高値で売ってくる個人投資家が少ない状況」が絶対条件となります。
その結果、仕手筋(投資ファンド)の思い描く流れで株価を操作し、結果的に利益を独占することができます
上昇する見込みが少ない銘柄
これはけっこう重要なことです。
なぜなら、仕手筋(投資ファンド)が株を集めているときに、個人投資家に買われては困るからです。
上昇する見込みがないということは、「買い手がつかない」と言い換えることができます。
仕手筋(投資ファンド)にとっては、株価を吊り上げるまで買い手はいらないので好都合です。
よって、上昇する見込みがない少ない銘柄は、将来的に仕手株へと変貌する可能性が高いです。
取引対象銘柄として監視する価値があります。
株価を吊り上げるための3つの条件とは、「膨大な資金力がある」「株の独占をしている「株を集めた銘柄が上昇する見込みが少ない」です
さいごに
仕手株投資で確実に利益を出し続けるためには、まだまだ知るべきことがたくさんあります。
このサイトでは、仕手株銘柄の株価動向をお伝えするのがメインとなっています。
今この瞬間の巡り合わせを何かのきっかけと捉え、仕手株投資家としてのスキルアップに突き進んでいただければ幸いです。
併せてこのサイトの使い方もご紹介します。
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