仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先野村證券の存在
- 希薄率最大18.6%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
なお、分析期間は2017.07.19~2020.07.15です。
→株価動向の進展があれば追記いたします。
(2020年7月15日追記)
*最新の分析結果はコチラ
目次
はじめに
「ヴィアHD」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「野村證券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2017年7月19日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第21回)
- 発行株式数 :3,000,000株
- 当初行使価額 :971円
- 下限行使価額 :680円
新株予約権の概要(第22回)
- 発行株式数 :2,000,000株
- 当初行使価額 :1,263円
- 下限行使価額 :1,263円
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
(第21回)
2017年08月17日現在行使率は10%。
2017年09月11日現在行使率は20%。
2017年11月15日現在行使率は33%。
2018年01月04日現在行使率は40%。
2018年01月09日現在行使率は57%。
2018年03月01日現在行使率は63%。
2018年04月02日現在行使率は70%。
2018年07月25日現在行使率は80%。
2018年08月01日現在行使率は86%。
2018年09月03日現在行使率は91%。
2019年06月03日現在行使率は92%。
株価動向速報1
2019年9月27日に出来高を伴った下落がありました。
特に気になるIRは出ていないため、単純に株主優待の権利落ち日が原因だと考えています。
株価動向速報2
2019年10月30日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
(追記)
株価下落のため初動ではないことが確定しました。
株価動向速報3
2020年02月27日に出来高を伴った下落がありました。
相場環境の悪さから一気に下落しています。
出来高が多いためそれなりに反転していくと思います。
株価動向速報4
2020年2月28日に最安値を更新しました。
最安値は550円です。
株価動向速報5
2020年5月11日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
株価動向速報6
2020年6月29日に出来高を伴った下落がありました。
材料を受けて大きく下落してしまいました。
最安値を更新してしまいそうな材料でした。
多くの銘柄が回復している中おいてかれた銘柄です。
投資対象からは少し離して考えた方が良さそうです。
株価動向速報7
2020年7月3日に出来高を伴った下落がありました。
下落が止まりません。
最安値を更新しました。
どこまで下落し続けるのでしょうか。
株価動向速報8
2020年1月22日に最安値を更新しました。
最安値は331円です。
消却
第三者割当による新株予約権は2020年7月15日のIRにおいて消却に終わりました。
取引を終えて
株価が何らかの理由で下がることで行使が進まず、結果株価が上昇しないことはよくあります。
今回はそれに該当しました。
割当先もわざわざリスクを取ることはしません。
また、このことから割当先が故意に株価を下げたわけではないことが証明されました。
よって、仕手筋不在のためこれ以上は何もありません。