仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先マッコーリー・バンク・リミテッド、SBI証券の存在
- 希薄率最大24.3%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
なお、分析期間は2018.08.30~2019.09.13です。
→株価動向の進展があれば追記いたします。
(2019年9月13日追記)
はじめに
「オルトプラス」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「収益基盤の強化」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「マッコーリー・バンク・リミテッド」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですがこれこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2018年8月30日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第5回)
- 発行株式数 :2,800,000株
- 当初行使価額 :906円
- 下限行使価額 :544円
新株予約権の概要(第6回)
- 発行株式数 :500,000株
- 当初行使価額 :1200円
- 下限行使価額 :544円
譲渡
2018年12月20日にSBI証券に割り当てられていた新株予約権がマッコーリー・バンク・リミテッドに譲渡されました。
これにより今回の新株予約権の割当先が一つに絞られました。
つまり、仕手筋による大量保有が可能になりました。
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
(第5回)
2018年09月21日現在行使率は10%。
株価動向速報
まだ大きな動きはありません。
ある一定の出来高を伴った動きがあるまでは原則取引対象外です。
ただ、データ分析のため監視はしていきまます。
消却
第三者割当による新株予約権は2019年9月13日のIRにおいて消却に終わりました。
*さらに詳しくはコチラ
取引を終えて
株価が何らかの理由で下がることで行使が進まず、結果株価が上昇しないことはよくあります。
今回はそれに該当しました。
割当先もわざわざリスクを取ることはしません。
また、このことから割当先が故意に株価を下げたわけではないことが証明されました。
よって、仕手筋不在のためこれ以上は何もありません。
(追記)
2019年9月13日のIRにおいて新たに新株予約権が発行されることとなりました。
*さらに詳しくはコチラ
同じ割当先、もしくは長期保有が目的の大株主なら問題ないのですがまったく違う割当先のためこの銘柄の取引は控えたいと思います。
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カテゴリ:仕手戦失敗銘柄