仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先マッコーリー・バンク・リミテッドの存在
- 希薄率最大5.4%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価4桁の中位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
なお、分析期間は2019.04.19~2020.03.26です。
→株価動向の進展があれば追記いたします。
(2020年3月26日追記)
(注)2019年11月より商号が夢の街創造委員会から出前館に変更しました。
はじめに
「夢の街創造委員会」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「マッコーリー・バンク・リミテッド」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2019年4月19日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要
- 発行株式数 :2,200,000株
- 当初行使価額 :1,631円
- 下限行使価額 :1,631円
行使中
ほぼ未行使です。
ある一定の行使率に達するまでは原則取引対象外です。
ただ、データ分析のため監視はしていきます。
株価動向速報1
2019年9月20日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
(追記)
株価下落のため初動ではないことが確定しました。
株価動向速報2
2019年10月11日に出来高を伴った下落がありました。
ストップ安まで売られました。
このままの株価では行使は進まない見込みです。
株価動向速報3
2019年10月15日に出来高を伴った下落がありました。
2営業日連続のストップ安です。
仕手筋によるものではないと判断しています。
株価動向速報4
2019年11月14日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
(追記)
株価下落のため初動ではないことが確定しました。
株価動向速報5
2020年2月25日に最安値を更新しました。
最安値は875円です。
株価動向速報6
2020年2月26日に最安値を更新しました。
最安値は838円です。
株価動向速報7
2020年2月28日に出来高を伴った上昇がありました。
材料として買われました。
相場環境もあるためあまり長続きしない流れだと思います。
消却
第三者割当による新株予約権は2020年3月26日のIRにおいて消却に終わりました。
取引を終えて
株価が何らかの理由で下がることで行使が進まず、結果株価が上昇しないことはよくあります。
今回はそれに該当しました。
割当先もわざわざリスクを取ることはしません。
また、このことから割当先が故意に株価を下げたわけではないことが証明されました。
よって、仕手筋不在のためこれ以上は何もありません。
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カテゴリ:仕手戦失敗銘柄