仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先メリルリンチ日本証券の存在
- 希薄率最大19.9%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価2桁の超低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
分析期間は2014.02.14~2014.12.05
株価動向の進展があれば追記致します
(2014年12月05日追記)
*最新の分析結果はコチラ
目次
はじめに
「フィンテックグローバル」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「収益基盤の強化」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「メリルリンチ日本証券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
また、この銘柄自体も過去に株価が大きく上昇した経緯があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2014年2月14日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要
- 発行株式数 :24,000,000株
- 当初行使価額 :85円
- 下限行使価額 :51円
完了
確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。
第三者割当による新株予約権の行使の完了は2014年5月15日です。
「行使の完了後」に初動が起こり上昇が始まりました。
最安値
2014年10月9日に最安値56円をつけました。
第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから235日後でした。
「発行株式数が多い」ため長い期間を要しました。
発行日の終値は92円でした。
その後は、もみ合いながら少しずつ下がり続けました。
発行日の終値は92円より下落率は60.9%で「十分に下がりました」。
初動
2014年10月10日に初動がありました。
最安値をつけた翌日です。
「最短記録です」。
初動日の始値は61円でした。
発行日からは236日後でした。
最高値
2015年12月5日に最高値295円をつけました。
初動から55日後で「効率の良い銘柄」でした。
理由としては「初動までの期間が長い」「急上昇した」ことが大きく影響しています。
上昇率は483%で「かなり上がりました」。
利益確定は「急上昇かつ出来高が多かった」ため分かりやすかったです。
信用買
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は101%でした。
発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は294%でした。
出来高
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は1140%でした。
「多くの投資家が参加しました」。
株価変動率
初動から売り抜けまでの株価変動率をまとめました。
65円→85円→59円→80円
→72円→87円→80円→295円
131%→69%→136%→90%
→121% →92%→369%
取引を終えて
65円から85円の上昇率が131%より保有継続でいいと思います。
その後はあまり大きな値動きがありませんでした。
そのため最後は急上昇しました。
上昇率が369%で十分なため利益確定の判断をしました。
最終的な上昇率は483%よりこの数値でも十分と判断できます。
分析データ
- 発行日 :2014.02.14
- 発行日の終値 :92円
- 希薄率 :19.9%
- 行使の完了 :2014.05.15
- 初動日 :2014.10.10
- 初動日の始値 :61円
- 初動までの日数 :236日
- 最安値 :56円
- 最高値 :295円
- 信用買率 :101%
- 信用買増減率 :294%
- 出来高率 :1140%
- 上昇日数 :55日
- 上昇率 :483%
- 下落率 :60.9%
- 上昇期待指数 :3852
仕手株評価
出来高
上昇日数
上昇率
下落率
総合評価
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カテゴリ:仕手株(株価動向)