仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先Oakキャピタルの存在
- 希薄率最大48.9%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
分析期間は2016.02.12~2016.06.28
株価動向の進展があれば追記致します
(2016年06月28日追記)
*最新の分析結果はコチラ
目次
はじめに
「ソフトフロントHD」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「Oakキャピタル」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2016年2月12日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要
- 発行株式数 :7,000,000株
- 当初行使価額 :210円
- 下限行使価額 :210円
完了
確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。
第三者割当による新株予約権の行使の完了は2017年1月19日です。
「行使の完了前」に初動が起こり上昇が始まりました。
最安値
2016年4月6日に最安値201円をつけました。
第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから54日後でした。
発行日の終値は191円でした。
その後は、何度かただの買上げをこなしながらもみ合い続けました。
発行日の終値は191円より下落率は105%で「それほど下がりませんでした」。
初動
2016年6月6日に初動がありました。
初動日の始値は210円でした。
最安値から60日後でした。
「最安値からしばらくもみ合いました」。
発行日からは114日後でした。
最高値
2016年6月28日に最高値686円をつけました。
初動から22日後で「とてつもなく効率の良い銘柄」でした。
理由としては「希薄率が高い」「発行株式数が少ない」ことが大きく影響しています。
上昇率は327%で「十分に上がりました」。
利益確定は「急上昇で出来高が多かった」ため分かりやすかったです。
信用買
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は43.1%でした。
発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は165%でした。
出来高
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は313%でした。
「やや高めでした」。
株価変動率
初動から高値までの株価変動率をまとめました。
210円→250円→216円→312円
→232円→391円→320円→686円
119%→86%→144%→74%
→169%→82%→214%
取引を終えて
210円から250円の上昇率が119%より十分な上昇率ではないため保有継続でいいと思います。
最後の320円から686円の上昇率が214%で十分なため利益確定の判断をしました。
高値でのストップ高のため絶好の利益確定ポイントでした。
最終的な上昇率は327%よりこの数値でも十分と判断できます。
分析データ
- 発行日 :2016.02.12
- 発行日の終値 :191円
- 希薄率 :48.9%
- 行使の完了 :2017.01.19
- 初動日 :2016.06.06
- 初動日の始値 :210円
- 初動までの日数 :114日
- 最安値 :201円
- 最高値 :686円
- 信用買率 :43.1%
- 信用買増減率 :165%
- 出来高率 :313%
- 上昇日数 :22日
- 上昇率 :327%
- 下落率 :105%
- 上昇期待指数 :1676
仕手株評価
出来高
上昇日数
上昇率
下落率
総合評価