仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先Cantor Fitzgerald & Co.の存在
- 希薄率最大15.0%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
分析期間は2021.03.08~2023.06.26
株価動向の進展があれば追記致します
→2023年06月26日追記
*最新の分析結果はコチラ
目次
はじめに
「アンジェス」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「Cantor Fitzgerald & Co.」は過去多くの銘柄を上昇させた実績がありません。
しかし、上昇する可能性があるため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2021年3月8日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第41回)
- 発行株式数 :20,000,000株
- 当初行使価額 :841円
- 下限行使価額 :467円
再発行
2022年9月26日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第42回)
- 発行株式数 :38,000,000株
- 当初行使価額 :224円
- 下限行使価額 :124円
*さらに詳しくはコチラ
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
(第41回)
2021年03月25日現在行使率は13%。
2021年03月29日現在行使率は33%。
2021年04月01日現在行使率は34%。
2021年04月12日現在行使率は44%。
2021年04月19日現在行使率は54%。
2021年04月26日現在行使率は69%。
2021年05月10日現在行使率は87%。
(第42回)
2022年11月01日現在行使率は09%。
2022年11月04日現在行使率は20%。
2022年11月14日現在行使率は36%。
2022年11月29日現在行使率は48%。
2022年12月13日現在行使率は60%。
2023年01月05日現在行使率は67%。
2023年02月01日現在行使率は68%。
2023年02月17日現在行使率は85%。
2023年03月01日現在行使率は88%。
2023年04月03日現在行使率は90%。
完了
(第41回)
第三者割当による新株予約権の行使の完了は2021年5月18日です。
消却
(第42回)
第三者割当による新株予約権は2023年04月24日のIRにおいて消却に終わりました。
株価動向
出来高を伴った大きな動きがあった際に追記します。
それまでお待ち下さい。
2022年09月09日
暴落後の一時的な上昇なのでしょうか。
赤字の大きさから考えれば、とても上昇していくとは思えません。
あえてリスクを取る必要はないと思います。
2022年09月26日
新株の再発行を事前に知っていたかのような値動きでした。
株の希薄化が進むため、大きく下落することは確実です。
それにしても、85億もの資金提供には驚きです。
2022年09月27日
新株発行のIRによる当然の動きだと思います。
まずはどこまで下落していくかです。
大きく下落すればするほど将来の上昇が期待できるので、下落に対してはプラスの感情でいいと思います。
2022年09月28日
200円を割る勢いでした。
暴落に近い動きです。
ですが、将来の上昇が十分に期待できるので、気長に取引のチャンスを待ちます。
2022年10月05日
相場環境に逆行した動きでした。
簡単に200円割れしていくのでしょうか。
まずは、大量の信用買が減ることだと思います。
2022年10月21日
下落が止まりません。
あからさまな動きにさすが仕手株だなと思います。
少なくても下落が止まるまでは手を出さない方がいいです。
2022年10月24日
大きな出来高を伴って大きく下落しました。
凄まじい下落が続いています。
そろそろ反発するだろうと安易な取引は、リスクが高いと思います。
2022年10月31日
下落がまったく止まりません。
異常な動きが続いています。
さすが仕手株だと感じています。
2022年11月01日
大きな出来高を伴って大きく下落しました。
下落が続いてきましたが、それなりに買い手が増えてきたようです。
そろそろ反発するかもしれません。
2022年11月07日
下落が続いています。
凄まじい下落です。
反発するチャンスすら与えないようです。
2022年11月11日
IRによる上昇でした。
172円までの上昇を見せてくれましたが、ほぼ変わらずで引けています。
続く動きにはならないと思います。
2022年11月28日
再び下落し始めました。
ですが、かなり下落しているためそろそろ下げ止まる感じがしなくもないです。
下落中の取引はかなり慎重さが求められます。
仕手戦失敗
2023年06月26日のIRにおいて新たに新株予約権が発行されることとなりました。
同じ割当先、もしくは長期保有が目的の大株主なら問題ないのですがまったく違う割当先のため、元々の割当先による上昇はないと判断しました。
つまり、仕手戦失敗です。
*銘柄によっては企画(有料)にて取引のタイミング、大きく動いた根拠、仕手筋(投資ファンド)の企み、変わりつつある傾向、これからの仕手株についてを毎日詳しく公開しています。