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仕手株 リミックスポイント 3825


仕手株であると断定した理由

 

  1. 第三者割当新株予約権の発行
  2. 割当先United Asia Hong Kong Group Limitedの存在
  3. 希薄率最大32.8%の発行条件
  4. 大量保有報告書の軌跡
  5. 株価3桁の低位株

 

この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。

 

ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。

 

分析期間は2016.06.23~2017.06.19

 

株価動向の進展があれば追記致します

(2017年06月19日追記)

 

*最新の分析結果はコチラ

 

 



 

 

はじめに

 

 

「リミックスポイント」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。

 

それは「収益基盤の強化」です。

 

株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。

 

割当先である「United Asia Hong Kong Group Limited」は過去多くの銘柄を上昇させた実績がありません。

 

しかし、上昇する可能性があるため投資対象にしました。

 

ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。

 

ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。

 

 

発行

 

 

2016年6月23日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。

 

以下は発行の詳細です。

 

新株予約権の概要

  • 発行株式数  :11,386,100株
  • 当初行使価額 :202円
  • 下限行使価額 :202円

 

 

完了

 

 

確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。

 

第三者割当による新株予約権の行使の完了は2017年9月5日です。

 

「行使の完了前」に初動が起こり上昇が始まりました。

 

 

最安値

 

 

2016年11月9日に最安値120円をつけました。

 

第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから136日後でした。

 

「発行株式数が多い」ため長い期間を要しました。

 

発行日の終値は238円でした。

 

その後は、何度かただの買上げをこなしながら少しずつ下がり続けました。

 

発行日の終値は238円より下落率は50.4%で「十分に下がりました」

 

 

初動

 

 

2017年1月6日に初動がありました。

 

初動日の始値は148円でした。

 

最安値から27日後で「とても早く」初動となりました。

 

発行日からは163日後でした。

 

 

最高値

 

 

2017年6月19日に最高値1820円をつけました。

 

初動から163日後で「効率の悪い銘柄」でした。

 

理由としては「発行株式数がかなり多い」「大きく上昇した」ことが大きく影響しています。

 

また、テーマ株(仮想通貨)であったためかなり盛り上がりました。

 

上昇率は1229%で「とてつもなく上がりました」

 

利益確定は「高値圏で出来高を伴って大きく上昇した」ため分かりやすかったです。

 

 

信用買

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は16.7%でした。

 

発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は159%でした。

 

信用取引規制(増担保50%うち現金20%)のため信用取引はあまり活発ではありませんでした。

 

 

出来高

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は245%でした。

 

「そこそこでした」

 

 

株価変動率

 

 

初動から高値までの株価変動率をまとめました。

 

148円→288円→196円→337円

→251円→310円→196円→999円

→638円→1695円→1180円→1820円

 

194%→68%→192%→71%→125%

→74%→123%→63%→509%→63%

265%→69%→154%

 

 

取引を終えて

 

 

196円から999円の上昇率が509%より十分な上昇と考え利益確定してもいいと思います。

 

実際の取引では999円まで上昇した時点で「まだ上昇するのか」と迷います。

 

確実に利益を積み重ねる投資スタイルなら利益確定が正解だと思います。

 

また、投資効率もいいと思います。

 

もし、この時点で上昇率が509%では低すぎると判断できれば保有すべきだと思います。

 

その後の下落率が50%を割っていないため保有が正解だったと思います。

 

ですが、さすがにここまでの上昇であれば利益確定をしてしまうのが普通です。

 

まず、ここからさらに上昇するとは考えられないはずです。

 

最後の1180円から1820円の上昇率が154%で十分なため利益確定の判断をしました。

 

最終的な上昇率は1229%よりこの数値でも十分と判断できます。

 

 

分析データ

 

 

  • 発行日     :2016.06.23
  • 発行日の終値  :238円
  • 希薄率     :32.8%
  • 行使の完了   :2017.09.05
  • 初動日     :2017.01.06
  • 初動日の始値  :148円
  • 初動までの日数 :163日
  • 最安値     :120円
  • 最高値     :1820円
  • 信用買率    :16.7%
  • 信用買増減率  :159%
  • 出来高率    :245%
  • 上昇日数    :163日
  • 上昇率     :1229%
  • 下落率     :50.4%
  • 上昇期待指数  :3749

 

 

chart.jpg

 

 

仕手株評価

出来高

 

上昇日数

 

上昇率

 

下落率

 

総合評価

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