仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先後方支援投資事業組合の存在
- 希薄率最大24.1%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
分析期間は2017.08.14~2017.11.13
株価動向の進展があれば追記致します
(2017年11月13日追記)
*最新の分析結果はコチラ
目次
はじめに
「ピクセルカンパニーズ」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「後方支援投資事業組合」は過去多くの銘柄を上昇させた実績がありません。
しかし、この銘柄自体は過去に株価が大きく上昇した経緯があるため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2017年8月14日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要
- 発行株式数 :3,000,000株
- 当初行使価額 :258円
- 下限行使価額 :258円
完了
確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。
第三者割当による新株予約権の行使の完了は2017年11月30日です。
「行使の完了前」に初動が起こり上昇が始まりました。
最安値
2017年10月20日に最安値245円をつけました。
第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから66日後でした。
かなり短いです。
発行日の終値は299円でした。
その後は、ズルズル下がり続けました。
発行日の終値は299円より下落率は81.9%で「少しだけ下がりました」。
初動
2017年10月23日に初動がありました。
初動日の始値は255円でした。
最安値からわずか3日後でした。
「これほど早い銘柄は初めてでした」。
発行日からは69日後でした。
最高値
2017年11月13日に最高値523円をつけました。
初動から20日後で「とてつもなく効率の良い銘柄」でした。
理由としては「発行株式数が少ない」ことが大きく影響しています。
上昇率は205%で「そこそこ上がりました」。
利益確定は「急上昇で出来高が多かった」ため分かりやすかったです。
信用買
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は34.9%でした。
発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は204%でした。
出来高
新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は148%でした。
1日の出来高としては低いですが、1ヶ月間連続してこの出来高をキープしたため総出来高数としては高いです。
株価変動率
初動から高値までの株価変動率をまとめました。
255円→330円→295円
→407円→326円→523円
129%→89%→138% →80%→160%
取引を終えて
255円から330円の上昇率が129%より十分でないため保有継続でいいと思います。
最後の326円から523円の上昇率が160%で十分なため利益確定の判断をしました。
最終的な上昇率は205%よりこの数値でも十分と判断できます。
分析データ
- 発行日 :2017.08.14
- 発行日の終値 :299円
- 希薄率 :24.1%
- 行使の完了 :2017.11.30
- 初動日 :2017.10.23
- 初動日の始値 :255円
- 初動までの日数 :69日
- 最安値 :245円
- 最高値 :523円
- 信用買率 :34.9%
- 信用買増減率 :204%
- 出来高率 :148%
- 上昇日数 :20日
- 上昇率 :205%
- 下落率 :81.9%
- 上昇期待指数 :534
仕手株評価
出来高
上昇日数
上昇率
下落率
総合評価
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カテゴリ:仕手株(株価動向)