銘柄コード・企業・ファンドから検索




仕手株 アンジェス 4563


仕手株であると断定した理由

 

  1. 第三者割当新株予約権の発行
  2. 割当先リーディング証券の存在
  3. 希薄率最大15.2%の発行条件
  4. 大量保有報告書の軌跡
  5. 株価3桁の低位株

 

この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。

 

ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。

 

分析期間は2017.08.28~2019.02.26

 

株価動向の進展があれば追記致します

→2019年02月26日追記

 

*最新の分析結果はコチラ

 

 



 

 

はじめに

 

 

「アンジェス」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。

 

それは「成長投資資金の確保」です。

 

株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。

 

割当先である「リーディング証券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績がありません。

 

しかし、上昇する可能性があるため投資対象にしました。

 

ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。

 

ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。

 

 

発行

 

 

2017年8月28日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。

 

以下は発行の詳細です。

 

新株予約権の概要(第31回)

  • 発行株式数  :12,000,000株
  • 当初行使価額 :671円
  • 下限行使価額 :336円

 

 

行使中

 

 

大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。

 

2017年11月30日現在行使率は8%。

 

2018年01月31日現在行使率は14%。

 

2018年02月28日現在行使率は17%。

 

2018年03月30日現在行使率は23%。

 

2018年04月27日現在行使率は31%。

 

2018年05月31日現在行使率は45%。

 

2018年06月29日現在行使率は52%。

 

2018年07月17日現在行使率は62%。

 

2018年07月31日現在行使率は73%。

 

2018年8月15日現在行使率は94%。

 

 

完了

 

 

確実に行使の完了が分かるわけではないですが、大量保有報告書データベースにおいて「保有割合が5%以下」の場合はほぼ完了したとみなしています。

 

第三者割当による新株予約権の行使の完了は2018年8月21日です。

 

「行使の完了後」に初動が起こり上昇が始まりました。

 

 

最安値

 

 

2018年12月25日に最安値303円をつけました。

 

第三者割当による新株予約権の発行に関するIRから477日後でした。

 

「発行株式数が多い」ため長い期間を要しました。

 

発行日の終値は760円でした。

 

その後は、何度かただの買上げをこなしながら少しずつ下がり続けました。

 

発行日の終値は760円より下落率は39.8%で「とてつもなく下がりました」

 

 

初動

 

 

2019年1月11日に初動がありました。

 

初動日の始値は467円でした。

 

最安値から16日後で「とても早く」初動となりました。

 

発行日からは493日後でした。

 

 

最高値

 

 

2019年2月26日に最高値1320円をつけました。

 

初動から45日後で「効率の良い銘柄」でした。

 

理由としては「テーマ株(バイオ関連)」が大きく影響しています。

 

上昇率は280%で「そこそこ上がりました」

 

利益確定は「出来高急増」ため分かりやすかったです。

 

 

信用買

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大信用買の比率は135%でした。

 

発行から高値までの期間中における信用買の増減の比率は177%でした。

 

 

出来高

 

 

新株の発行株式数に対して上昇期間中における最大出来高の比率は486%でした。

 

「やや高めでした」。

 

 

株価変動率

 

 

初動から高値までの株価変動率をまとめました。

 

467円→547円→431円

→731円→611円→1320円

 

117%→78%→169%→83%→216%

 

 

取引を終えて

 

 

431円から731円の上昇率が169%より十分な上昇と考え利益確定してもいいと思います。

 

実際の取引では731円まで上昇した時点で「まだ上昇するのか」と迷います。

 

確実に利益を積み重ねる投資スタイルなら利益確定が正解だと思います。

 

また、投資効率もいいと思います。

 

もし、この時点で上昇率が169%では低すぎると判断できれば保有すべきだと思います。

 

その後の下落率が50%を割っていないため保有が正解だったと思います。

 

最後の611円から1320円の上昇率が216%で十分なため利益確定の判断をしました。

 

連続ストップ高の後だったのも判断材料の一つです。

 

最終的な上昇率は280%よりこの数値でも十分と判断できます。

 

 

分析データ

 

 

  • 発行日     :2017.08.28
  • 発行日の終値  :760円
  • 希薄率     :15.2%
  • 行使の完了   :2018.08.21
  • 初動日     :2019.01.11
  • 初動日の始値  :467円
  • 初動までの日数 :493日
  • 最安値     :303円
  • 最高値     :1320円
  • 信用買率    :135%
  • 信用買増減率  :177%
  • 出来高率    :486%
  • 上昇日数    :45日
  • 上昇率     :280%
  • 下落率     :39.8%
  • 上昇期待指数  :29787

 

 

chart.jpg

 

 

仕手株評価

出来高

 

上昇日数

 

上昇率

 

下落率

 

総合評価

過去記事一覧 2015年01月〜

最近の投稿

この記事に関連する記事一覧

ページの先頭へ