投資家によって様々ですが、取引時には必ず何かしらの指標を判断材料にしているはずです。
その指標は「チャート」「IR」「雑誌」「SNS」などたくさんあります。
その中でも私は「出来高」を最重要判断材料にしています。
仕手株で利益を出すためには、仕手筋(投資ファンド)の動きを読むことが必要不可欠です。
その動きを読むために、出来高分析は絶対に欠かせません。
それでは、「出来高分析は絶対に欠かせない!!!」について一つ一つ順を追って進めていきたいと思います。
(注意事項)
この記事内容は仕手株銘柄のみを対象にしています。
*2022年01月 追記・編集済
*2022年07月 追記・編集済
*2023年01月 追記・編集済
*2023年07月 追記・編集済
*2024年01月 追記・編集済
*2024年07月 追記・編集済
*2025年01月 追記・編集済
はじめに
まずは、結論から始めたいと思います。
なぜ「出来高」と断言できるのか。
それは、「出来高」を最重要指標として取引し続けた結果、利益が続いているからです。
また、出来高である根拠も、理論的に説明できることも大きいと思います。
出来高とは
まずは、出来高の仕組みを考えたいと思います。
例えば、出来高が「株価300円で100株」あったとします。
これは「株価300円で100株買いたい投資家」と「株価300円で100株売りたい投資家」で取引が成立(約定)したことを意味しています。
出来高は、同価格で買と売が一致した際に発生
このことより「出来高は投資家心理の表れ」と解釈できます。
また、出来高は日足チャートで誰でも見ることができるため、隠すことができないものでもあります。
出来高分析によって得られるもの
出来高分析によって、何が得られるのでしょうか。
それは「株価の動き」です。
出来高分析で将来の動きを予測
仕手株投資では、出来高に注目することで、効率良く利益を出すことができます。
例を一つあげてみます。
仕手株では「騙し上げ」が頻繁に起こります。
「騙し上げの動き」と「騙し上げでない動き」の大きな違いは、出来高で判断できます。
すべてではありませんが、騙し上げの場合は出来高が続きません。
つまり、動き自体は一時的です。
出来高は、動きが真実なのか騙しなのかを知る方法
出来高の段階
大きく分けて3段階あります。
「初動」
「もみ合い」
「売抜け」
仕手株投資では、保有している銘柄が今現在、どの段階にいるのかをしっかり把握することが、思いの外大切です。
出来高が多い少ない
通常、出来高は以下のことを示します。
出来高が少ない=動きが小さい
出来高が多い =動きが大きい
出来高が「多い」か「少ない」かにより、動きの正確さを判断
このことより出来高は、仕手筋(投資ファンド)の行動を明らかにしてくれます。
言い換えれば、出来高は動きの背後にある真実を明らかにしてくれます。
よって、出来高の少ない動きは、ほぼ無視してかまわないと思います。
ですが、出来高を伴った動きは、常に「買」の出来高なのか「売」の出来高なのかを、考える必要があります。
仕手筋(投資ファンド)による出来高
仕手筋(投資ファンド)の動きは、「出来高と動きをセット」にして考えていれば、それほど難しくありません。
仕手筋(投資ファンド)は、手の内を読まれないように、あらゆる対策をしてきますが、結局は出来高に表れます。
「株集め」であろうが
「騙し上げ」であろうが
「初動」であろうが
「振るい落とし」であろうが
「売抜け」であろうが
すべては「出来高と動きをセット」で考えていれば、仕手筋(投資ファンド)による出来高を判断することができます。
ただ、例外が一つだけあります。
仕手筋(投資ファンド)が動きに参加していないとき
状況としては、仕手筋(投資ファンド)による上昇を期待して取引したはずが、実際は「そうではなかった」となります。
仕手筋(投資ファンド)不在では、大きく上昇することは期待できません。
上昇したとしても、それほどでもない場合が多く、むしろ下落するリスクの方が大きいです。
よって、確実に時間の無駄です。
これを防ぐために、少しでも仕手筋(投資ファンド)の存在が疑わしい銘柄は、取引しないようにしています。
それでも、判断を間違えて上昇した銘柄は、たくさんあります。
ですが、利益を出すことよりも損失を出さないことを重視した方が、最終的には収支が安定します。
悔しい思いはあるものの、割り切って忘れるのがベストです。
まとめ
取引している仕手株銘柄が下落し続けている場合、この先本当に「仕手筋(投資ファンド)による上昇が待っているのか」と不安になると思います。
そんなときは、出来高に注目してください。
出来高が多くを教えてくれます。
そもそも、仕手筋(投資ファンド)が何もする気がなければ、出来高はずっと少ないままです。
上昇させる気があるからこそ、出来高があるのです。
ですので、仕手株投資における出来高は、仕手筋(投資ファンド)の行動の裏付けとして理解する。
そうすれば、自然と不安はなくなるはずです。
さいごに
仕手株投資で確実に利益を出し続けるためには、まだまだ知るべきことがたくさんあります。
このサイトでは、仕手株銘柄の株価動向をお伝えするのがメインとなっています。
今この瞬間の巡り合わせを何かのきっかけと捉え、仕手株投資家としてのスキルアップに突き進んでいただければ幸いです。
併せてこのサイトの使い方もご紹介します。
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