仕手株であると断定した理由
- 第三者割当新株予約権の発行
- 割当先モルガン・スタンレーMUFG証券の存在
- 希薄率最大10.3%の発行条件
- 大量保有報告書の軌跡
- 株価3桁の低位株
この5つの要素によって仕手株であると断定いたしました。
ここに、株価動向の分析結果をお伝えしたいと思います。
分析期間は2018.10.03~2019.07.16
株価動向の進展があれば追記致します
(2019年7月17日追記)
*最新の分析結果はコチラ
はじめに
「モブキャストHD」はこのIRによって何を求めているのでしょうか。
それは「成長投資資金の確保」です。
株価は順調に資金調達が進めば上昇するはずです。
割当先である「モルガン・スタンレーMUFG証券」は過去多くの銘柄を上昇させた実績があります。
そのため投資対象にしました。
ただ、今後「どこまで下落するのか」「どこまで上昇するのか」もしくは「一切上昇しないのか」は分かりません。
ですが、これこそが仕手株の醍醐味だと思います。
発行
2018年10月3日に第三者割当による新株予約権の発行に関するIRがありました。
以下は発行の詳細です。
新株予約権の概要(第29回)
- 発行株式数 :1,800,000株
- 当初行使価額 :585円
- 下限行使価額 :293円
行使中
大量行使に関するお知らせのIRや、大量保有報告書データベースにおいて行使が進んだ場合に追記しています。
2018年10月31日現在行使率は14%。
2018年11月07日現在行使率は29%。
2018年11月22日現在行使率は39%。
2018年11月29日現在行使率は58%。
2018年12月28日現在行使率は64%。
2019年01月23日現在行使率は76%。
2019年02月01日現在行使率は85%。
2019年03月01日現在行使率は90%。
2019年04月01日現在行使率は95%。
完了
(第29回)
第三者割当による新株予約権の行使の完了は2019年4月18日です。
株価動向速報1
2019年7月4日に出来高を伴った上昇がありました。
今のところ初動であるかは分かりません。
なぜなら、初動は後になって確定されるからです。
ただ、今回のような動きがあることは仕手筋の取り組み姿勢を図るうえでとても重要です。
取引については全力買、打診買、もしくは初動と確定するまで取引しないでもいいと思います。
(追記)
株価下落のため初動ではないことが確定しました。
株価動向速報2
2019年7月12日に出来高を伴った下落がありました。
この時点では動きがよく分かりませんでした。
後になって新株発行のIRによって理由が判明しました。
割当先の売り抜けだと思われます。
取引を終えて
2019年7月16日のIRにおいて新たに新株予約権が発行されることとなりました。
同じ割当先、もしくは長期保有が目的の大株主なら問題ないのですがまったく違う割当先のためこの銘柄の取引は控えたいと思います。
ただ、今回に限っては希薄率が10.3%→24.9%、行使下限価額も293円→169円と十分低いことから特例で取引は続けていきたいと思います。
(追記)
7月4日~7月12日にかけての上昇は、事前に新たに新株が発行される(新株が発行されれば株価が下がるのは当たり前)のを知っていたように思います。
このことが事実ならインサイダーですが、真実は分かりません。
損失を出さないためには、どんな理由の株価の動きであろうとロスカット基準に達したらロスカットを徹底するだけです。
*銘柄によっては企画(有料)にて取引のタイミング、大きく動いた根拠、仕手筋(投資ファンド)の企み、変わりつつある傾向、これからの仕手株についてを毎日詳しく公開しています。
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カテゴリ:仕手株(株価動向)