なぜ第三者割当新株予約権を発行した銘柄は仕手化するのか

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適時開示情報を頻繁にチェックしている方は「第三者割当による新株予約権の発行に関するお知らせ」を何度もみたことがあると思います。

 

多くの投資方法がありますが、私はこのIRを軸に戦略を立てています。

 

なぜなら、このIRが出された銘柄は仕手化する可能性があるからです。

 

その理由と仕組みについて理解するには仕手筋の現状と絡めながら考えることが必要不可欠です。

 

それでは、「なぜ第三者割当新株予約権を発行した銘柄は仕手化するのか」について一つ一つ順を追って進めていきたいと思います。

 

→新しい情報があれば追記いたします

(2019年7月1日追記)

 

 



 

 

はじめに

 

まずは結論から始めたいと思います。

 

「なぜ第三者割当新株予約権を発行した銘柄は仕手化するのか」の答えとして最も当てはまるのは「簡単に安く大量に新株を保有できる」からです。

 

このことは仕手筋にとって最重要項目です。

 

簡単に安く大量に新株を保有

 

通常、株を保有するためには「買注文」にて約定することでしかできません。

 

ここで重要なことは「大量に」保有するのは簡単だが「安く大量に」保有するのは極めて難しいことです。

 

なぜなら、「大量に」は投資資金さえあれば誰でも可能だからです。

 

もし、「安く大量に」を可能とするならばその銘柄の底値が分かっている場合しかありえません。

 

よって、個人投資家では「ほぼ不可能」です。

 

これを可能にしたのが「第三者割当新株予約権」です。

 

割当先が過去に仕手化している

 

「第三者割当新株予約権」の割当先に注目してみると、過去に仕手化した銘柄でも同じように「第三者割当新株予約権」の割当先になっていることが多いです。

 

つまり、「第三者割当新株予約権」によって利益を得ていることになります。

 

この「利益」こそが「株価を急上昇させて売り抜ける」いわゆる「仕手化」です。

 

仕手化する(仕手化できる)割当先は大体決まっています。

 

なぜなら、「投資資金が豊富かつ株に精通していなければならないから」です。

 

 



 

 

そもそも資金を提供することで見返りがある

 

一般的には「第三者割当新株予約権」は発行した企業に資金提供するための手段の一つです。

 

言い換えれば、「特別に安く株を発行するからその分たくさん資金を提供してくれませんか」となります。

 

この「特別に安く」が最大の見返りです。

 

「第三者割当新株予約権」は資金を提供する側とされる側両方に利点があるため、長い間(少しずつ発行条件は変化しているものの)成り立っている方法の一つだと思います。

 

個人投資家ではこの「安く」がどうしても難しくなります。

 

ピンチを脱すれば普通は業績回復

 

「第三者割当新株予約権」に頼って資金の提供を受ける理由は業績が悪いからです。

 

つまり「ピンチ」なのです。

 

まずピンチであれば当然株価はだだ下がりです。

 

仮にこの状態から業績が回復しただけでも利益を得ることができます。

 

(ピンチのときに買い込んで業績が回復し株価が上がったときに利益確定)

 

「第三者割当新株予約権」は株を新たに発行するわけですから当然1株あたりの株の価値が下がります。

 

つまり、株価は確実に下がります。

 

これによってだだ下がりだった株価はさらに下がることになります。

 

ということは「第三者割当新株予約権」によってより利益を得ることが可能となります。

 

(単純に株価の上昇率が高くなるからです)

 

また、資金の提供によって業績が回復するのはそれほど不思議なことではありません。

 

助けてもらっているわけですから改善するのが普通です。

 

このことは投資の原則といえるかもしれません。

 

よって、利益を得ることは当然と考えることができます。

 

インサイダーの疑いあり

 

株の世界はお金に直結するのですべてが「クリーン」だとは思えません。

 

だからといって「第三者割当新株予約権」自体が「インサイダー」とは思いませんが、何かしらのつながりがあってもおかしくないと考えています。

 

とはいうものの明確な根拠は何一つありません。

 

IRの情報を割当先が事前につかんでいても不思議ではないかもしれません。

 

なぜそう思うのかというと、株価の動きをみているとそうとしか考えられないときが多々あるからです。

 

インサイダー取引は犯罪です。

 

ですが、割当先を含め「第三者割当新株予約権」が成り立っている以上「クリーンであることは間違いない」と確信しています。

 

 



 

 

必ず上昇するわけではない

 

当たり前ですが「第三者割当新株予約権」を発行した銘柄が仕手化しなかった場合は上昇しません。

 

ではなぜそのような事態になったのでしょうか。

 

考えられるのは行使が進まなかったときです。

 

(行使とは簡単にいえば資金を提供して新株を手に入れることです)

 

何らかの理由で想定以上に株価が下がってしまった場合、割当先は損をするためまず行使しません。

 

つまり、「資金が提供されない」状態です。

 

これではそもそもピンチを脱することはできません。

 

よって、業績が回復することもありません。

 

ということは株価が上昇することなど普通はあり得ません。

 

まとめると、「行使が進まなければ株価は上昇しない」です。

 

*割当先が長期保有を前提、いわゆる大株主となる場合、株価が上昇するかの判断は難しいため投資対象から外しています。

 

なぜ第三者割当新株予約権にたどりついたか

 

理由は「第三者割当新株予約権」を発行する銘柄が仕手化しやすい条件を多く持っていたからです。

 

以前は「第三者割当新株予約権」を発行していない銘柄も投資対象にしていました。

 

ですが現在は「第三者割当新株予約権」に絞って投資しています。

 

利益を出すのに手っ取り早いからです。

 

ただ、この先投資対象は以前に変わったように変わっていくと思います。

 

なぜなら、時代の流れには逆らえないからです。

 

第三者割当新株予約権の最近の傾向

 

仕手株と業績の関連性が以前より密接になってきました。

 

つまり、業績が回復しなければ株価は上昇しにくくなってきました。

 

もちろん仕手株なので業績に関係なくなぜ上昇したのか分からない銘柄もあります。

 

ですが、それでは多くの投資家に注目してもらうことが難しくなってきたのではないかと考えています。

 

よって、現在は資金を提供したにもかかわらず業績が回復しない銘柄はとりあえず撤退することにしています。

 

なぜなら、過度に期待するよりも他の銘柄に投資したほうが結果効率が良いからです。

 

さいごに

 

現在、SNSによって多くの投資情報が飛び交っています。

 

これは投資方法がかつてないスピードで変化していることを意味しています。

 

つまり常に相場に寄り添い、変化に敏感に対応していかなければ利益が出せなくなるということです。

 

怖い話です。

 

ですが、何がどう変化しようが仕手株(仕手筋)の存在はなくならないと思っています。

 

よって、考えることは彼らが次に考えていることを正確に把握し、ただただ乗っかるだけです。

 

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元数学教師×仕手株専業投資家

チャート分析、板情報の分析、出来高の分析、第三者割当新株予約権の分析、大量保有報告書の分析、そしてそれらの確率統計学により、仕手株で利益を出し続ける方法を導き出しました。

(株価動向は日々変化するため、まだまだ分析は継続中です)

ブログを通じて考え方や手法を公開することで、株式投資で継続して利益が出る喜びを共有できればと思っています。

ほんの一例ではありますが、日々の株価動向(仕手株銘柄)の記録をお伝えしていきたいと思います。

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